| 要旨トップ | 本企画の概要 | 日本生態学会第69回全国大会 (2022年3月、福岡) 講演要旨
ESJ69 Abstract


シンポジウム S05-1  (Presentation in Symposium)

趣旨説明:今,生態学にできること
Introduction: What can ecology do?

*鏡味麻衣子(横浜国立大学), 源利文(神戸大学)
*Maiko KAGAMI(Yokohama National Univ), Toshifumi MINAMOTO(Kobe Univ.)

COVID-19をきっかけに,感染症は誰もが認識する問題となった今,生態学ができることは何か?地球上の生物の多くは何らかの病原生物に感染している。潜在していた病原生物が,なんらかの環境変化でパンデミックを引き起こし,宿主や生態系に大きな影響を及ぼすこともある。自然界での感染症の動態,宿主や環境との相互作用,食物網や生態系における役割,生物多様性と感染症の関係など,生態学分野で培われてきた知識や技術を利用した「感染症の生態学」は,感染症の理解の上で基礎科学として重要であると同時に,応用的には感染症の流行予測や予防にも繋がり,感染症がもたらす社会問題を考えるための基礎となるだろう。
本シンポジウムでは,獣医学,医学の専門家をお招きし,生態学に期待することを講演していただく。また,異なる生物群,システムを対象に多様な視点で感染症の生態学を展開している研究者を一堂に会し,感染症の生態学の展望について議論する。


日本生態学会