| 要旨トップ | 本企画の概要 | | 日本生態学会第69回全国大会 (2022年3月、福岡) 講演要旨 ESJ69 Abstract |
シンポジウム S27-5 (Presentation in Symposium)
機械学習分野の急速な発展と利用易化に伴い、植物表現型定量技術の拡張性が高まっている。多様な定量技術が登場・確立されている近年においては、「どのような技術を開発するか」だけでなく、「どのようにその技術を利用できる形に整えるか」といった観点がより重要になってくる。本発表では、最近取り組んでいる一連の実装形態、例えば、顕微鏡観察と同時に生物試料のリアルタイムでの気孔数測定が可能な装置、圃場で気孔開度が測定可能なデバイス、作物の粒数を数えるスマートフォンアプリケーションなどを紹介したい。さらにはpythonで開発したアルゴリズムを即デプロイ可能なwebフレームワークの利用事例なども含め、技術開発者と利用者(植物科学者・農学者)のギャップを埋める一連の実装方法について議論したい。