| 要旨トップ | ESJ70 自由集会 一覧 | 日本生態学会第70回全国大会 (2023年3月、仙台) 講演要旨
ESJ70 Abstract


自由集会 W14  3月20日 13:00-14:30 Room C

生きものを映像化する ~「ダーウィンが来た!」ご利用ガイド~
Filming wildlife —How to collaborate with "Darwin has come!"—

細将貴(早稲田大学)
Masaki HOSO(Waseda Univ.)

生きものの生態を記録するために「映像」はますます重要な手段となっています。しかし、時間と労力、機材や専門スキルを必要とするため、研究者だけではハードルが高い場合もあることでしょう。そんな時、一つの選択肢となるのが、映像化の専門集団である「テレビ」を“利用する”ことです。NHK番組「ダーウィンが来た!」は、これまでも研究者と共に撮影を行った企画が多数あり、長期ロケや特殊撮影で生きものの興味深い生態を捉えてきました。中には、世界初となった撮影や、論文の重要な要素となったものも多数あります。そして、番組は常に取材を続け、新たなテーマで協力関係を結ぶ研究者を探しています。今回、その一貫として「ダーウィンが来た!」の制作陣が生態学会に参加。映像化の裏側を紹介するほか、最近の事例について出演した研究者と語り合いながら、「どうすればダーウィンが来た!を動かせるのか?」「良い協力関係を築く秘訣は?」などを探っていきます。

コメンテーター 佐藤拓哉(京都大)、鈴木俊貴(京都大)


日本生態学会