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一般講演 P3-210

断崖における生物多様性: "Cliff ecology"事始め

鹿野雄一(京都大・理)

「断崖」に生息する生物については、これまでに詳しく調べられることは少なかった。著者は、壮大な断崖景観を誇る三重県大台町(旧宮川村)において、断崖の生物多様性を植物を中心として調査した。本発表では、断崖にはどのような植物が生息しているのか、さらに走行傾斜など地質的要因が植性にどのような影響を与えているのかについて、明らかにする。

また、昆虫・両生類・爬虫類・鳥類など、多くの動物が断崖を生息場所(避難場所)として利用している可能性があり、それらの事例を示す。

日本生態学会