日本生態学会誌66巻2号表紙写真 朝霧のかかるマレーシア、パソ保護林。マレーシア、ヌグリスンビラン州には約2400haのパソ保護林がある。このパソ保護林は、人為的影響の跡がほとんど見られない天然林部分と、1950年代に選択的伐採を受けた部分からなる。この二つの部分を比べることで選択伐採が森林生態系へ及ぼす長期的な影響を調べる研究が進められてい る(2009年9月10日、山田俊弘撮影)。