「科学的知見は自然再生実施計画にどのように盛り込まれるのか-いくつかの湖沼や湿原を例にして-」
【開催主旨】
自然再生事業を進めるためには、科学的データを基礎とする順応的な管理と、多様な主体の参画と連携が重要なポイントとなります。「豊かで遊べるきれいな中海」を目指して設立された中海自然再生協議会の活動が今年でちょうど5年目を迎えたことから、中海の自然再生事業実施計画作成の参考にしてもらうことを主な目的として、各地の湖沼や湿地で行なわれている自然再生事業で科学的知見がどのように活かされているのかを、今回、霞ヶ浦、八幡湿原、深泥池などでの事例を紹介し、意見交換することとしました。
今回の事例紹介と意見交換は、中海のみならず、全国各地の湖沼や湿原の自然再生事業の全体構想や事業実施計画作成にも大いに参考になると考え、日本生態学会が主催する自然再生講習会の第3回目という形で開催します。
地元の方々はもちろんのこと、自然再生を考えている全国の方々、あるいは自然再生に興味を持つ多くの方々に、講習会に参加して頂ければ幸いです。
【日程】:2011年8月6日(土)13:00-16:00
【場所】:松江テルサ「大会議室」(島根県松江市JR松江駅前 電話:0852-31-5550)
【参加費】:1,000円
【参加申込み】:
会場と資料準備の都合上、参加希望の方(中海自然再生協議会の委員の方も含みます)には、事前登録をお願い致します。
会場の定員(120人)になり次第締め切ります。
メールあるいはファックスにて、
- 住所、
- 氏名、
- メールアドレス、
- 電話番号、
- ファックス番号、
- 所属先
メールの場合には、件名を「自然再生講習会申込み」として下さい。
なお、講習会当日は松江の水郷祭と重なりますので、宿泊の必要な方は早めにホテル等を予約願います。
参加者にはアンケートを提出していただき、その上で受講証明書を発行します。
【主催】:日本生態学会
【共催】:中海自然再生協議会
【後援(予定)】:環境省、国土交通省、農林水産省、応用生態工学会、日本景観生態学会、日本緑化工学会
【企画】:日本生態学会生態系管理専門委員会
【テキスト】:自然再生ハンドブック(日本生態学会編、地人書館)。テキストは会場で特別割引価格3,600円(定価4,200円)で購入できます。
【時間割】
- 13:00-13:10 主催者挨拶 竹門康弘(京都大学)・中尾 繁(中海自然再生協議会)
- 13:10-13:50 深泥池(京都府)の例 竹門康弘(京都大学)
- 13:50-14:30 霞ヶ浦(茨城県)の例 西廣 淳(東京大学)
- 14:30-14:40 休憩
- 14:40-15:20 八幡湿原(広島県)の例 中越信和(広島大学)
- 15:20-16:00 質疑応答
【申込み&連絡先】:
NPO法人自然再生センター(メール:jim@sizen-saisei.org,ファックス:0852-61-0900,電話:0852-21-4882)
*「@」は全角になっています。メールを送る際は半角に直してください。
【問合せ先】:〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学生命科学研究科
西廣 淳 ajn@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp