| 要旨トップ | ESJ66 自由集会 一覧 | | 日本生態学会第66回全国大会 (2019年3月、神戸) 講演要旨 ESJ66 Abstract |
自由集会 W29 3月17日 17:45-19:15 Room E
森林から草原まで含む,日本の包括的な植生分類体系は24年前の宮脇ほか(1994)「日本植生便覧改訂版」以来刷新されていない.この間多くの新しい植生単位が公表された.整備が進む環境省の1/25,000現存植生図の凡例を含め,より完備された植生体系が必要とされている.
現在,国際命名規約第3版(Weber et al 2000)などに基づき,植生体系の整理が進められている.本集会では整理を進めつつある植生体系の一部を発表戴き,今後のより整合性の高い体系の完備への1ステップとして議論を進めたい.また植物社会学的単位が用いられている環境省植生図の凡例の課題についても理解を深めたい.
[W29-1]
日本と欧州の植生体系の整理と課題
Organisation and issues of vegetation classification system of Japan and Europe
[W29-2]
ブナクラスの植生体系の整理と課題-特にツガオーダーについて-
The arrengement and problems on phytosociological system of Fagetea crenatae, especially on Tsugetalia sieboldii
[W29-3]
キタゴヨウオーダーと草本植生の植生体系
Vegetation classification system of Pinetalia pentaphyllae and grassland vegetation
[W29-4]
日本の沼沢林:ハンノキクラスの植生体系の再検討
Arrangement of vegetation classification of japanese swamp forest: Alnetea japonicae
[W29-5]
植物社会学的な群落単位を用いた現存植生図凡例の現況と課題-調整の立場から-
The current status and issues of the legend using phytosociological unit for Actual Vegetation Map of Ministry of the Environment