ESJ58 企画集会 T12
3月10日 9:30-11:30 D 会場
企画者: 舞木昭彦(九大・理), 立木佑弥(九大・理)
生物間(同種間、異種間)相互作用のなかで生じる表現型の進化を理解する数理的手法として量的遺伝モデルやアダプティブダイナミクスが近年発展してきている。これらのモデルの共通点は、遺伝学的なプロセスは単純化した上で、出生・死亡に影響する競争や被食捕食相互作用などの生態学的プロセスをモデル化し進化を理解しようとする点にある。本企画集会では、これらの理論を用いた最新の研究を紹介するとともに、モデルの適用範囲や今後の展開を議論したい。
[T12-1] 植物プランクトン細胞サイズの進化適応動態 吉山浩平(東大)
[T12-2] 樹木のマスティング進化における、進化的ジャンプ、進化的突破 立木佑弥(九大・理)
[T12-3] 多次元形質空間における進化的分岐 伊藤洋(国環研)
[T12-4] 敵対相互作用における適応ダイナミクス 舞木昭彦(九大・理)