日本生態学会

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EAFES10について

 来る2023年7月17日から20日にかけて、東アジア生態学連合(EAFES)の大会が韓国・済州島で開催されます。EAFES は、東アジアにおける自然環境に関する学術を発展させると共に、アジア各国・地域およびより広く国際的に親睦を深めることを目的とした、主に韓国・中国・日本の生態学研究者による国際会議です。韓国生態学会、中国生態学会、そして日本生態学会が主体的に関わって運営を行っており、2年毎にこれら3国の持ち回りで開催され、今年は7月17日から20日にかけて、韓国の済州島で開催されます。

 EAFESは、英語を母国語としない国・地域からの参加者が多く、このために大学院生やポスドクなどの若手研究者にとって気楽に参加できる国際会議です。若い方々が多いことから、発展段階の研究に触れることができる、高い活性の研究発表が聴ける、学術発表以外の時間も楽しく過ごせるなど、毎回の盛り上がりには目を見張るものが有ります。また、済州島は風光明媚で陸海の自然環境が豊かであり、学問に疲れてちょっと一服も良いでしょう。

 コロナ禍でなかなか海外渡航がしづらかった昨今、まずは我々に近い韓国・済州島に行き、ご自身の研究を世界に問うてみませんか?EAFESは、そんな皆様をお待ちしています。たくさんの方々のご参加を、心から期待しています。

EAFES事務局長・日本代表 中野伸一(京大生態研)