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第60回大会(静岡) ポスター賞受賞者

群落 | 植物個体群・菌類 | 植物生理生態 | 植物生活史・繁殖 | 遷移・更新 | 景観・都市 | 動物と植物の相互作用・送粉 | 進化 | 生物多様性 | 動物群集 | 動物生活史・繁殖 | 動物個体群 | 行動 | 保全 | 生態系管理 | 外来種 | 物質循環 | 高校生 |


<群落>

【最優秀賞】
*井上智晴(早稲田大・院・先進理工), 永井信(JAMSTEC), 小泉博(早稲田大・教育)
  デジタルカメラ画像のRGB解析による、草原植物群落の季節変化の観測

【優秀賞】
*水野大樹(千葉大・院・園),竹崎大悟(千葉大・園),百原新,沖津進(千葉大・院・園)
  蘚苔類群落の形態の違いがノキシノブの前葉体および幼胞子体の定着に与える影響

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<植物個体群・菌類>

【優秀賞】
*前田久美子,丸田恵美子(東邦大理),澤田晴雄(東大愛知演習林)
  乗鞍岳,森林限界移行帯におけるオオシラビソ変形樹の形成過程

*松岡俊将(京大・生態研セ)、阪口瀬理奈(京大・生態研セ)、川口恵里(京大・理)、広瀬大(日大・薬)、大園享司(京大・生態研セ)
  亜熱帯林やんばるにおける外生菌根菌群集の季節変化

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<植物生理生態>

【優秀賞】
*山ノ内崇志,石川愼吾(高知大・院)
  水生・湿性植物55分類群の沈水状態における光合成炭素源

*橋口惠(北大・環境科学院),小野清美,原登志彦(北大・低温研)
  光・低温ストレスに対するクマイザサの生理的応答

*上原歩(農工大・院・連合農), 岩科司(農工大・院・連合農, 科博・植物)
  キク属植物の細胞内と細胞外に存在するフラボノイドの各種環境ストレスへの応答

*井上 武史(総研大)、 工藤 栄(総研大, 極地研)、 内田 雅己(総研大, 極地研)、 田邊 優貴子(東大)、 小杉 真貴子(極地研)、 井上 正鉄(秋大)、 神田 啓史(極地研)
  高緯度北極に生育する地衣類の水利用と光合成活動の解明

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<植物生活史・繁殖>

【優秀賞】
*松久聖子, 丑丸敦史(神戸大・人間発達環境)
  雌雄異株植物において開花フェノロジーの性差はなぜ存在するのか?

*赤堀由佳、鏡味麻衣子(東邦大院・理)、吉田丈人(東京大・総合文化)、西廣淳(東京大・農学生命科学)
  印旛沼の富栄養化とオニビシの繁茂-培養実験によるヒシとオニビシの成長特性の検討-

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<遷移・更新>

【最優秀賞】
*柴田昌俊(北大・農)、森本淳子(北大院・農)、三島啓雄(北大院・農)、比嘉基紀(北大院・農)、志田祐一郎(北大院・農)中村太士(北大院・農)
  湿原域における放棄牧草地の植生遷移を決定する要因

【優秀賞】
*村尾未奈(東農大・院),藤原栞(東農大),正木隆,壁谷大介(森林総研),佐藤明(東農大)
  萌芽特性の異なる樹種における地下貯蔵物質 -個体サイズおよび伐採前後での変動-

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<景観・都市>

【最優秀賞】
*弘中豊、小池文人(横浜国大・環境情報)
  草地性節足動物群集の季節変化:草地自体の植生と周辺景観の変化に対する反応

【優秀賞】
*佐藤ひかる、星崎和彦、蒔田明史(秋田県大・生物資源)、黒江美紗子(九州大・理)
  中山間農地の森林組成の違いが森林性のカエル個体群に与える影響

*H. Kiyokawa, M. Kiyoshima, Y. Takeda (Toho University), M. Nagumo (Hokkaido University) , M. Hasegawa (Toho University)
  Effects of habitat reduction and heat islands to Mecopoda nipponensis

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<動物と植物の相互関係・送粉>

【最優秀賞】
*山崎絵理(京大生態研), 乾陽子(大阪教育大), 酒井章子(地球研)
  アリを撃退する送粉者:アリ植物オオバギ属の送粉戦略

*平岩将良(神戸大・人間発達環境)、新庄康平、掛谷知世(富山大・理)、長谷川雅美(東邦大・理)、石井博(富山大・理)、丑丸敦史(神戸大・人間発達環境)
  花形質から送粉者相は予測できるか?

【優秀賞】
*山田歩,瀧本岳(東邦大・理)
  盗蜜者がもたらすオオバギボウシへのマルハナバチの訪花行動の変化

*日下石碧(神戸大・人間発達環境),新庄康平(富山大・理),石井博(富山大・理),丑丸敦史(神戸大・人間発達環境)
  高山帯立山において柱頭付着花粉相は送粉者によって変化するのか?

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<進化>

【最優秀賞】
*安西航(東大・院理),大村文乃(東大・院農),Cadiz Diaz Antonio,河田雅圭(東北大・院生命),遠藤秀紀(東大・博物館)
  キューバ産アノールトカゲ属の四肢における筋骨格形態と行動生態の関係

【優秀賞】
*宮澤秀幸, 蘇智慧 (阪大・院理、JT生命誌研究館)
  複数の核遺伝子による多足亜門の系統解析

*須貝杏子(首都大・牧野標本館),鈴木節子,永光輝義(森林総研),村上哲明,加藤英寿(首都大・牧野標本館),吉丸博志(森林総研・多摩森林科学園)
  シマホルトノキにおける生育環境に応じた遺伝構造と分化維持要因

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<生物多様性>

【最優秀賞】
*山本逸生、赤坂卓美、石山信雄、伊藤弘樹、中村太士(北大・農)
  北海道十勝川流域における河川魚類群集の典型性評価

【優秀賞】
*須田亜弥子(東北大・生命),土居秀幸(広島大・サステナセンター),成松庸二(東北水研),河田雅圭(東北大・生命)
  海洋環境データと漁獲量からみた東北沿岸底生性魚類の生息域変化

*三浦季子、金子信博(横国院・環情)、Niswati, A., Susilo, F.X., Swibawa, IG., Muhajir, U. (Univ. Lampung)
  インドネシア・サトウキビ農場における土壌管理の違いはリターの糸状菌群集構造を変える

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<動物群集>

【優秀賞】
*Kawai, U. (Texas Tech Univ.), Perry, G. (Texas Tech Univ.), Hori, M. (Kyoto Univ.), Horita, J. (Kyoto Univ.), Mori, A. (Kyoto Univ.)
  Trophic dynamics of lizard communities in Ankarafantsika National Park, Madagascar

*原澤翔太(京大院・農),正木隆(森林総研),滝久智(森林総研),永光輝義(森林総研),石金卓也(農大),村尾未奈(農大院),前田孝介(農大),井鷺裕司(京大院・農)
  人工林によって断片化された広葉樹林の鳥類多様性 ~ランドスケープ構造と液果生産量の効果~

*岩崎藍子, 飯田光穂, 萩野友聡, 阪口勝行, 佐原良祐, 野田隆史
  東北地方太平洋沖地震後の岩礁潮間帯生物群集:帯状分布の時空間パターン

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<動物生活史・繁殖>

【最優秀賞】
大畑亮輔,益田玲爾,山下洋(京大フィールド研)
  濁りによる魚類仔魚の成長・生残の向上

【優秀賞】
*油田 照秋、乃美 (北大・環境科学院)、小泉 逸郎(北大・創成)
  性的不能と認識されたオスは浮気される -シジュウカラによる受精保険仮説の実験的検証

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<動物個体群>

【優秀賞】
*山田敏也(北大・環境科学院), 齊藤隆(北大・FSC)
  標識再捕獲法と遺伝的手法によるエゾヤチネズミ個体群の移入率の推定:異なる手法から得られる推定値の信頼性の検討

*内田さちえ(奈良女院, 人間文化)、高須夫悟(奈良女, 理)
  個体ベースモデルを用いた感染症の空間的拡大の研究

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<行動>

【最優秀賞】
*Tomoyuki Tajima
  Who is the most successful sire?: Male reproductive success of Bornean orangutans in a semi-wild population

【優秀賞】
*宮本彩加(奈良女子大・理)、酒井敦(奈良女子大・理)、中野理枝(琉球大・理)、遊佐陽一(奈良女子大・理)
  盗葉緑体が光合成ウミウシの走光性に与える影響

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<保全>

【最優秀賞】
*安藤温子(京大院・農), 鈴木節子(森林総研), 堀越和夫(小笠原自然文化研究所), 鈴木創(小笠原自然文化研究所), 梅原祥子(小笠原自然文化研究所), 村山美穂(京大・野生動物研究センター), 井鷺裕司(京大院・農)
  DNAバーコーディングを用いた糞分析に基づく、絶滅危惧種アカガシラカラスバトの食物構成とその季節変化の解明

【優秀賞】
*山中美優(東大・農),小林頼太,関谷國男(新潟大・超域),宮下直(東大・農)
  佐渡固有のツチガエル近縁種における空間分布と遺伝的構造

* 會津光博(九大・比文),西田伸(宮大・教育),楠見淳子(九大・比文),田島木綿子(科博),山田格(科博),天野雅男(長大・水産),荒谷邦雄(九大・比文)
  母系・両系DNAマーカーを用いた日本沿岸に生息するスナメリの遺伝的集団構造の解明

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<生態系管理>

【最優秀賞】
*岩本愛夢, 岡田健吾, 境 優(農工大院・農), 根岸淳二郎(北大院・地球環境), 布川雅典(北大院・農), 五味高志(農工大院・農)
  森林-渓流生態系食物網における放射性セシウムの生物濃縮:福島県大沢川と群馬県大谷山流域の事例

*石間妙子,村上比奈子,福島純平,松島一輝,関島恒夫(新潟大・自然科学)
  圃場整備地域における水田生態系の保全-用水路を活用した魚類の生息地再生-

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<外来種>

【最優秀賞】
*深澤真梨奈(東大・農), 亘悠哉(日本森林技術協会), 深澤圭太(国環研), 西嶋翔太(東大・農), 山田文雄(森林総研), 阿部愼太郎(環境省), 南雲聡(鹿児島県), 宮下直(東大・農)
  フイリマングース駆除による絶滅危惧種の回復過程:奄美大島における長期モニタリングによる評価

*金澤友紀代、山崎千登勢、田中友樹、高屋浩介(北大・環境科学院)、小泉逸郎(北大・創成)
  外来ニジマスの流域内分布パターン-生活史との関係-

*Kazuki Sato (Hokkaido univ. of education), Hironori Sakamoto (Tamagawa univ.), MIdori Kobayashi (Kobe univ.), Mamiko Ozaki (Kobe univ.), Seigo Higashi (Hokkaido univ.), Takahiro Murakami (Hokkaido univ. of education)
  The kin recognition behaviors and genetic structures of 8 Argentine ant (Linepithema humile) super colonies in western Japan

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<物質循環>

【最優秀賞】
*安西理(早稲田大・院・先進理工), 中一友香(早稲田大・教育), 根村真希, 友常満利(早稲田大・院・先進理工), 小泉博(早稲田大・教育)
  冷温帯落葉広葉樹林において降雨イベントが土壌呼吸に与える影響

【優秀賞】
*山田高大(京都大・農), 藤井一至(森林総研), 舟川晋也(京都大・農)
  森林土壌の窒素無機化速度に対するpHとC/N比の影響

*三島綾乃(早稲田大・教育), 友常満利(早稲田大・院・先進理工), 吉竹晋平(岐阜大・流圏セ), 小泉博(早稲田大・教育)
  冷温帯コナラ林におけるキノコのCO2放出量とその季節変化

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<高校生ポスター>

【最優秀賞】
海野弘幸、筑地悠妃、足立実佐紀、大塚桃花(静岡県立静岡農業高等学校・生物部)、篠田聖児(静岡県立静岡農業高等学校・教諭)
  ミドリゾウリムシが引き起こす回転流について

井上智重子、太田耕輔、日下桜子、高見優生(兵庫県立神戸高等学校・総合理学科・2年)
  神戸周辺に生息するカタツムリの研究

上南静佳、今園真聡、久保田絢、中川緑、山口紘明(立命館高等学校)
  ツマグロヒョウモン蝶の適応戦略

【優秀賞】
西村明洋、永末透威、藤森友太、越智匠海(立命館慶祥中学校・高等学校)
  ギンリョウソウ周辺における外生菌根菌群集構造

栗田楓、中井瑠美、佐野愛美、大川紅衣、山地由夏、塩川真由(静岡県立富岳館高等学校・総合学科・2年)
  キノコの植物成長物質を活用した富士山緑化

東島康峻、安元暁子(早稲田佐賀高等学校)
  シラホシコヤガ幼虫の餌製隠れ蓑の機能と追いはぎ行動~非常食か、迷彩服か、防寒着か?~

神谷桜、今野翔平、坂本陸王、樋口真美、吉田文也、原田綾華、三日月茜(大阪府立枚岡樟風高等学校)
  国蝶オオムラサキを活用して地域の活性化をはかる

二村凌(岐阜県立岐阜高等学校)、向井貴彦(岐阜大学地域科学部)、高木雅紀(岐阜県立岐阜高等学校)
  岐阜県内におけるイワナのmtDNA の変異と揖斐川水系支流におけるイワナの斑紋異常

【特別奨励賞】
二村凌、米川可奈子、大澤拓巳、近藤理子、安田伸、宇野真、加藤真帆、小林敬弘、真田樹也、篠原悠希、高橋晃太郎、常川晃輝、廣江永、細江恭輔、堀口晏奈、安澤晃、馬淵朋哉、梅村啓太郎、大前佳穂(岐阜県立岐阜高等学校)、向井貴彦(岐阜大学地域科学部)、高木雅紀(岐阜県立岐阜高等学校)
  守れ!ふるさとのカスミサンショウウオ~保護活動と遺伝的多様性の分析Ⅲ~

大久保千裕、井上孝夫、平山颯之介、熊谷美音、神出真由、辻井美玖、白川美里、丸岡優里、上久保真里(大阪府立豊中高等学校・生物研究部)
  奄美大島のノイヌ・ノネコの食性調査

鬼頭健介、根岸康介、関口伸一(海城中学校・高等学校・生物部)
  都内における鳥類相とスズメの生態~都心、住宅地、郊外での比較~

小川栞奈、脇祐也、鳥羽高史、野中真優(三重県立尾鷲高等学校・自然環境研究部・部員)、前義典、山本和彦(三重県立尾鷲高等学校・自然環境研究部・顧問)
  塩湿地性稀少樹種ハマナツメ群落を調査して得られた知見

千代田創真、関口伸一(海城中学校・高等学校・生物部)
  埼玉県所沢市北野の谷戸の昆虫相~水田・畑・雑木林の比較~

浅原雄、佐藤優多、原田拓実(静岡県立掛川西高等学校・自然科学部)
  エコボールの研究

【ナチュラル・ヒストリー賞】
保科珠季(横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校・サイエンスリテラシー)
  「サツマイモとジャガイモのβアミラーゼについて

佐藤友規、長谷川巧、松浦寿彦、松浦彰彦、松下保男(静岡県立掛川西高等学校)
  クマムシの研究

藤田純歌、相曾優香、山下美生、山下小百合(静岡県立浜松湖東高等学校・天文生物部)
  外来種タカサゴユリの分布特性と繁殖特性

江崎雄大、磯部賢太、岡山達哉(大阪府立泉北高等学校・サイエンス部)
  泉北高校ビオトープ池の完成後7 年間の生物と環境の変遷

倉田裕史(横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校・理科調査研究部)
  ヒラタクワガタのDNA 解析

荒熊理沙、新村舞瑚(静岡県立浜松湖東高等学校・天文生物部)
  浜松市西区における外来種メリケントキンソウ

山田寛之、小海桂子(和歌山県立桐蔭高等学校)
  アユが川をきれいにする

藤井裕也、秋山侑佑、谷俊介、新井達也、渡邊康太、堀池弘樹、望月星哉(静岡県立静岡農業高等学校・生物部)、篠田聖児(静岡県立静岡農業高等学校・教諭)
  オオカナダモの光合成によるpH の上昇について

田中良紀、早川弘華、西村明洋(立命館慶祥中学校・高等学校)
  カメムシ個体群の経時変化

村﨑瑠衣、森下結衣、グエン・ティタム、油井美佳(静岡県立浜松湖東高等学校・天文生物部)
  侵略的外来種オオフサモの驚異

五孝寛(横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校・理科調査研究部)
  ゲンジボタルのDNA 解析

杉山高大、長野紗弓、古屋峻明、池田伊吹、木内恒聡、鵜飼裕紀、松雪貴哉、淺野将太、仲上裕輝、奥村奈津実(岐阜県立岐山高等学校・生物部)
  カワニナを通して考える地域の生態系~伊自良川の実態に学ぶ~

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