日本生態学会

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会長からのメッセージ -その21-

「英米独日の生態学会長の連絡網」

 9月6日から11日まで、独墺瑞生態学会(Ecological Society of Germany, Austria and Switzerland、以下ドイツ語名でGfOe)ポツダム大会 に 日本生態学会会長として招かれてドイツを訪問し た。7日と8日にはドイツ連邦教育研究省が助成するJaguar プロジェクトの調査地であるVogelsberg 自然公園と Wetterau を訪問し、農地における猟区運営、環境調和型バイオ作物育成などを視察した。

  9日にはGfOeのセッション「文化的景観 での生物多様性と生態系サービス」の基調講 演ならびにパネル討論「New Bridges between Ecology and Society - Japanese and European Experiences at the Science-Policy Interface」に登壇した(写真。最前列中 央に次期米国生態学会長のDavid Inouye氏)。なお、全旅程を鷲谷いづみ東大教授らが同 行した。このような場で、特に日本との連携を取り上げていただいたのは大変ありがたい。

 これらの全工程を通じて、Philipps-Universitat MarburgのStefan Hotesさんに大変お 世話になった。また、招待いただいたベルリン日独センターにお礼申し上げる。

 この会合が縁となり、英国、米国、日本の生態学会長およびGfOe会長の間 で”President's Forum”と称し、今後もINTECOLや相互の学会に参加した折などに交流をも つことになった。

パネル討論

GfOeのセッション「文化的景観 での生物多様性と生態系サービス」の基調講 演ならびにパネル討論「New Bridges between Ecology and Society - Japanese and European Experiences at the Science-Policy Interface」会場の様子

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