日本生態学会

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第19回(2021年)日本生態学会功労賞受賞者

高村 典子

高村典子氏は、霞ヶ浦長期モニタリングを40年にわたり先導しながら湖沼生態学の分野で多数の研究成果を発信されてきました。また、環境省推進費、戦略的推進費(S9) 領域3(陸水班)のリーダー、IPBESのAsia-Pacific Assessment-Lead author、日本学術会議連携会員や中央環境審議会委員などを歴任し、生態学の発展と普及に大きく貢献してきました。学会運営ではEcological ResearchのData paperの推進、キャリア支援専門委員として若手研究者や女性研究者の支援などを進めてきました。国立環境研究所のPIとして活躍されてきた高村氏は、生態学会における女性リーダーのロールモデルのひとりであります。以上のとおり、高村氏は生態学および日本生態学会の発展に大きく貢献されたことから、日本生態学会功労賞の候補者として推薦させていただきます。

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