第21回(2023年)日本生態学会功労賞受賞者
湯本 貴和
湯本貴和氏は、2020年から2022年までの2年間にわたり会長を務めたほか、全国委員、常任委員、代議員、理事、保全生態学研究編集委員長などを歴任してきました。会長に在任中は、新型コロナウィルス感染症への困難な対応を牽引したほか、再生可能エネルギータスクフォースを設置し、会員などに広く参照されるガイドラインの公表を進めました。また、生態学研究や文理融合の学際研究などの成果を多くの優れた一般書や専門書として出版し、生態学の普及・発展にも大きく貢献しました。以上のように、湯本氏は日本生態学会および生態学の発展に顕著な貢献をされたことから、日本生態学会功労賞の候補者として推薦します。