※先日福島沖で発生した大地震への対応として、各締切を 2021年2月17日(水) に延長しました。
各種集会の企画申込
- 集会には、「シンポジウム」、「自由集会」、「フォーラム」の3種類があります。いずれも、ZoomウェビナーもしくはZoomミーティングを用いたリアルタイムでのオンライン開催となります。下の注意事項を必ずご確認の上、お申込みください。その他の最新情報は、大会公式ホームページで随時ご確認ください。
- シンポジウム・自由集会の開催を希望される方は、2020年11月2日(月)23:59までに大会申込サイトから集会の提案・概要登録を行ってください。企画提案時の入力内容がそのままプログラム・要旨集に掲載されます。差し替えには一切応じられませんので、ご了承ください。
- また、企画申込みには、企画者・共同企画者・講演者(主たる説明者、以下同様)が大会申込サイト上で申込者情報の登録をあらかじめすませておく必要がありますので、早めのご準備をお願いいたします。会員番号は、マイページの会員検索機能によっても調べることができます(同姓同名にご注意ください)。
- 本大会ではオンラインでの集会の円滑な開催のため、専門業者によるZoom操作の当日サポートを行います。自由集会については専門業者による当日サポートはありませんので、企画者を中心として円滑な運営に努めてください。
- 企画申込締切後、企画者にメールにて使用希望ツール(ウェビナー・ミーティング)や質問の受け付け方法(マイクを使って口頭で実施・テキストで実施)等について聞き取りを行います。2021年2月15日(月)を回答期限とする予定ですので、それまでに集会開催方法の検討を進めてください。
- 大会期間前にZoomによる集会開催のリハーサルの機会を設ける予定です。リハーサルには自由集会も含めて、専門業者に入っていただく予定ですので、リハーサル時のアドバイス等を当日の開催に活用してください。
シンポジウム
ESJ68では、大会シンポジウムの企画案を会員から募集します。大会の中心となる集会となりますので、下記の趣旨をご理解のうえ、奮ってお申込みください。シンポジウムの開催時間は約3時間の予定です。
【企画内容について】
- 大会参加者は、毎年多様なテーマに関するシンポジウムが開催されるとともに、それまでにはなかった新鮮なテーマのシンポジウムが開催されることを期待しています。大会企画委員会は、シンポジウム企画経験の少ない方からの企画提案を歓迎します。
- 他分野との交流を深めるため、生態学会会員以外の非会員の方に招待講演をしていただくことも可能です。招待講演者の大会参加費は無料となります。
- 日本生態学会では、留学生や海外からの大会参加どうしの研究交流が進むことを目指して、シンポジウムにおける英語の使用(日本語との併用を含む)を奨励します。
- 日本語で開催されるシンポジウムでは、可能な範囲で、スライドでの英語併記などの工夫をお願いします(二か国語スライド等は、英語開催のシンポジウムにおいて非英語話者の参加を促すのにも有効です)。
- 大会企画委員会は内容に関与しませんが、個人および団体を誹謗中傷する内容などを含むと判断されるシンポジウム企画は採択されないことがあります。
【企画者】
- 2020年11月2日(月)までに大会申込サイトにアクセスし、申込みを行ってください。ただし、ER 招待講演が可能なのは事前の応募締切(2020 年 8 月 31日(月)23:59)までに企画提案を行い、採択されたシンポジウムのみとなります。
- 企画者がすべての講演をまとめて登録します。企画者は申込み前に、日本語・英語両方の各講演情報(講演タイトル、講演者・共同発表者の氏名・所属)および企画者・共同企画者・講演者の会員番号(招待講演者についてはログインID)をあらかじめ集約しておいてください。
- 申込サイトにアクセスし、シンポジウムタイトル、集会要旨(日本語800文字/英語200words以内)、各講演情報を入力してください。なお、ERシンポジウムの集会要旨は英語での登録に限ります。また、共同発表者の情報もこの入力により確定するため、講演要旨登録時には変更できませんのでご注意ください。
- 前回の名古屋大会中止をうけて、本大会では例外的に同一の非会員による2 年連続の招待講演が認められます。ただし、通常の規定では同一の非会員による2 年連続の招待講演はできませんので、次回大会以降はご注意ください。
- なお、名古屋大会では既発表となりましたが、討論・意見交換ができなかったため、同様のテーマのシンポジウム企画を希望される場合が考えられます。その場合は、この一年間の研究進展も含めた新たな知見を含んだ企画で、タイトル、演題、要旨のいずれもが名古屋大会と同一にならないように留意のうえで申請してください。
【講演者】
- 大会企画委員会から認められた海外からのER招待講演者および非会員の招待講演者を除き、申込・講演できるのは 2020年11月2日(月)までに入会申込みを行い、2021年2月15日までに学会費の納入をすませた会員(正会員および名誉会員、以下同様)のみです。
- ER招待講演者・招待講演者以外の各講演者は、2021年3月1日までに大会申込サイトから大会参加費を納入してください。
- 各講演者は、日本語・英語両方の各講演情報(講演タイトル(日本語全角40文字/英語半角150文字以内)、講演者・共同発表者の氏名・所属)および講演者の会員番号(招待講演者についてはログインID)をあらかじめ企画者にお知らせください。
- 各講演者は、2021年2月15日(月)までに大会申込サイトから講演要旨(日本語800文字/英語200words以内)を登録してください。
【応募の制限について】
- 企画者(共同企画者も含む、以下同様)は会員に限ります。非会員は企画者になれません。
- 異なるシンポジウム間で重複して企画者または講演者となることはできません(「講演者」は「講演の主たる説明者」を意味します。以下同様)。
- シンポジウムの企画者・講演者は、自由集会の企画者・講演者、一般講演(口頭発表、ポスター発表とも)の講演者になることはできません。
- 要旨登録を伴わない趣旨説明、コメント、意見表明などは、講演には数えません。そのため、これらは講演の重複制限の対象とはなりません。
- シンポジウムとして申請する場合、講演者は2名以上で構成してください。講演者が1名だけの場合は自由集会として申請してください。
自由集会
ESJ68では自由集会を募集します。下記の趣旨をご理解のうえ、奮ってお申込みください。自由集会の開催時間は約1.5時間の予定です。
【企画者】
- 企画者は申込み前に、日本語・英語両方の各講演情報(講演タイトル、講演者・共同発表者の氏名・所属)および企画者・共同企画者・講演者の会員番号をあらかじめ集約しておいてください(要旨登録を伴わないコメントや意見表明を行う方の会員番号入力は不要です)
- 大会申込サイトにアクセスし、自由集会タイトル、集会要旨(日本語800文字/英語200words以内)、各講演の情報を入力してください。共同発表者の情報もこの入力により確定するため、講演要旨登録時には変更できませんのでご注意ください。
- これまでの意見表明やライトニングトークのように、要旨登録を伴う講演のない集会を開催することも可能です。この場合は講演登録の手続きを行う必要はありません。
- 要旨登録を伴わない趣旨説明、コメント、意見表明などは、講演には数えません。そのため、要旨登録を伴わないコメントや意見表明を行う方の情報は講演者としては登録せず、集会要旨の中に記載してください。
- 要旨登録を伴わないコメントや意見表明を行う方についても、大会参加申込もしくは自由集会聴講券の購入が必要です。当日受付はありませんので、企画者は注意喚起をお願いします。
- なお、名古屋大会では既発表となりましたが、討論・意見交換ができなかったため、同様のテーマの自由集会企画を希望される場合が考えられます。その場合は、この一年間の研究進展も含めた新たな知見を含んだ企画で、タイトル、演題、要旨のいずれもが名古屋大会と同一にならないように留意のうえで申請してください。
【講演者】
- 申込・講演できるのは、2020年11月2日(月)までに入会申込みを行い、2021年2月15日までに学会費の納入を済ませた正会員のみです。非会員の方に招待講演をしていただくことはできません(要旨登録を伴わないコメントや意見表明は可能です)。
- 各講演者は、2021年3月1日までに大会申込サイトから大会参加費を納入してください。
- 要旨登録を伴わないコメントや意見表明を行う方についても、大会参加申込もしくは自由集会聴講券の購入が必要です。当日受付はありませんので、2021年2月15日までに大会申込サイトから所定の手続きを行い、2021年3月1日までに支払いを済ませてください。
- 日本語・英語両方の各講演情報(講演タイトル(日本語全角40文字/英語半角150文字以内)、講演者・共同発表者の氏名・所属)および講演者の会員番号をあらかじめ企画者にお知らせください(要旨登録を伴わないコメントや意見表明を行う方の会員番号入力は不要です)。
- 要旨登録を伴わない趣旨説明、コメント、意見表明などは、講演には数えません。そのため、要旨登録を伴わない趣旨説明、コメント、意見表明などは、発表の重複制限の対象とはなりませんが、どの集会で発表を行っているのか把握できないため、シンポジウムとのスケジュール調整は事実上不可能です。
- 各講演者は、2021年2月15日(月)までに大会申込サイトから講演要旨(日本語800文字/英語200words以内)を登録してください。
【企画内容と応募の制限について】
- 自由集会は、新しい分野の立ち上げを助け、生態学の枠組みからはみ出す話題についても自由に議論できる場として、生態学会が伝統的に重視してきた集会です。
- 自由集会では、全体の趣旨説明と概要のほか、個別の講演の要旨も、プログラムと講演要旨集に掲載されます。
- 企画者(共同企画者も含む、以下同様)は会員(正会員および名誉会員、以下同様)に限ります。非会員は企画者になれません。
- 講演者は会員に限ります(「講演者」は「講演の主たる説明者」を意味します。以下同様)。非会員の方に招待講演をしていただくことはできません(要旨登録を伴わないコメントや意見表明は可能です)。
- 自由集会の企画者・講演者は、一般講演(口頭発表もしくはポスター発表)のみ、重複して講演することができます。
- 自由集会の企画者・講演者は、シンポジウム及び他の自由集会の企画者・講演者となることはできません。
シンポジウム・自由集会の違いは以下の通りです。
シンポジウム | 自由集会 | |
---|---|---|
位置づけ | 大会の核となる集会。 | 様々な話題を自由に議論できる場。 |
開催時間 | 約3時間 | 約1.5時間 |
開催の優先度 | 最優先されます。 | 応募多数の場合は抽選で採否を決定します。 |
日程・時間 | 最優先されます(聴講者の集まりやすい日時に割り当てられます)。 | 夕刻を中心に、シンポジウムの枠が空いている日時に割り当てられます。 |
企画委員会の関与 | 特定の個人や団体を誹謗中傷する内容がないかだけを審査します。 | |
企画者の資格 | 会員 | |
非会員による講演 | 奨励します(招待講演者として参加費を免除します)。 | 認められません(要旨登録を行わないコメントや意見表明は可能です)。 |
海外からのER招待講演者 | 大会全体で1名以上認められます。 | なし。 |
専門業者による当日サポート | あり。 | なし。 |
企画者・講演者の一般講演 | 不可 | 可 |
企画者・講演者の他集会の企画・講演 | 不可 | |
提案締切日 | 11/2(月) ただし、ER招待講演を希望するシンポジウムは8/31(月) | |
集会の概要、講演者(主たる説明者)、共同発表者、発表タイトルの登録締切日 | 11/2(月) | |
プログラムおよび要旨集への掲載内容 | 集会概要が掲載されます。要旨集には各講演の要旨も掲載されます。 |
フォーラム
フォーラムとは、生態学会の各種委員会が企画し、生態学会の運営や学会が取り組んでいる生態学に関連する課題について広く会員の意見を募り、会員相互の情報共有を促すとともに、広範な議論により学会内の合意を形成することを目指すものです。会員(正会員および名誉会員、以下同様)は大会参加申込の有無に関わらず、フォーラムには無料で参加することができます。フォーラムの企画やフォーラムでの話題提供は、重複講演制限の対象となりません。申込は各委員会代表者が行います。フォーラムの開催希望について8月に学会事務局から聴き取りを行っていますので、それに対する企画提案のみを受け付けます(締切2020年9月15日(火))。企画案は、理事会に意見聴取をし、大会企画委員会および実行委員会との調整の上で、最終的な採択の可否が決定されます。これらの協議の過程で、内容の修正や開催形態の調整を求められることがあります。フォーラムの開催時間は約1.5時間です。
注意:
- 会員には、フォーラム会場となるZoomのURLを、会期前にメールにてお知らせいたします。
- 非会員の大会参加者(大会参加費支払者)も、フォーラムに参加することができます。
- 非会員の自由集会聴講券の利用者は、フォーラムに参加することはできません。
- フォーラムに招待された非会員講演者は、フォーラムのみ無料で参加することできます。シンポジウムや一般講演など他のプログラムへの無料参加はできないため、参加する場合は大会参加費を支払う必要があります。
一般講演
- 一般講演には口頭発表とポスター発表があります。それぞれの発表方法の詳細は、下記の説明をご覧ください。申込時に希望(口頭発表かポスター発表)をお聞きしますが、それぞれの発表件数の多寡によってはご希望に沿えない場合もあります。
- 本大会では審査員確保の観点から、ポスター賞の申込数について、500件という上限を設定します。一般ポスターの申込数については、上限設定はありません。
- 口頭発表には、英語口頭発表聴衆特別賞の審査対象者を含めた英語セッションと通常のセッションがあります。通常のセッションにおいて英語で発表することも可能です。
- 海外からの招待者や留学生など、日本語を解さない参加者との交流のためにも、日本語の発表の場合でも一部英語併記を推奨します。
- 発表内容に応じた割り振りやポスター賞のグループ分けを行うため、講演申込時に希望分野を選んでいただきます。一般講演申込のフォームに選択可能な分野一覧が示されますので、第三希望までお選びください。以下は講演申込のときに示される発表分野 (候補) の一覧です。
群落/植物個体群/植物生理生態/植物繁殖/植物生活史/菌類・微生物/景観/遷移・更新/動物と植物の相互関係/進化/生物多様性/数理/動物群集/動物繁殖/動物個体群/動物生活史/行動/保全/生態系管理/外来種/物質循環/生態学教育・普及 - 英語口頭発表聴衆特別賞に申込みされる方も含め英語セッションでの発表を希望される方については、企画委員会が希望分野に応じた分野の統合を行います。
- なお、名古屋大会では既発表となりましたが、討論・意見交換ができなかったため、同様のテーマの発表を希望される場合が考えられます。その場合は、この一年間の研究進展も含めた新たな知見を含んだ発表で、演題や要旨が名古屋大会と同一にならないように留意のうえで申請してください。
注意:
- 一般講演の講演者(主たる説明者、以下同様)は、日本生態学会の会員(正会員および名誉会員、以下同様)に限ります (共同発表者は会員である必要はありません)。
- 講演者は、2020年11月2日までに、大会申込サイトからから講演申込を行うとともに、2021年3月1日までに大会参加費を納入してください。
- 講演申込には、日本語・英語両方の講演タイトル(日本語全角40文字/英語半角150文字以内)や講演者名などが必要となります。
- 2021年2月15日(月)までに大会申込サイトから講演要旨(日本語800文字/英語200words以内)を登録してください。
- 1人で2つ以上の講演の演者になることはできません(共同発表者になることは差し支えありません)。
- さらに、シンポジウムの企画者・講演者は一般講演を行うことができません(口頭・ポスターとも)。
口頭発表の方法
- 口頭発表は、Zoomミーティングを用いたリアルタイムでの発表および質疑応答で行います。
- 各講演者はご自身のパソコンから発表スライドの画面共有を行い、発表いただくことになります。そのため、使用するOSやファイル形式の指定、ファイルサイズの上限は特にありません。
- 質疑応答もZoomにて口頭で行っていただきますが、大会ポータルサイトの各講演のページに用意されるコメント機能を用いて、テキストで行っていただくことも可能です。発表時間中に質問しきれなかった場合などに、適宜ご利用ください。
- 本大会はオンライン開催となりますので、Zoomミーティングの使用方法や、ご自身が使用するインターネット環境の安定性について、大会期間前に各自十分なテストを行っていただくよう、よろしくお願いします。なお、口頭発表の円滑な運営のため、大会期間前にサポート業者を交えたリハーサルの機会を設定する予定です。詳細については、大会公式ホームページで追ってお知らせします。
- ご自身のインターネット環境や当日の操作方法など、当日のリアルタイムでの発表に不安のある方は、ポスター発表を選択することもご検討ください。ご自身の環境や準備状況に関わる発表の不具合が生じても、返金等の対応はできかねますので、ご了承ください。
ポスター発表の方法
- ポスター発表は、大会会場となるポータルサイトにアップロードされたポスターファイルを、参加者が大会期間中自由に閲覧できる形式で実施します。質疑応答は、講演ごとに用意されるコメント機能を用いて適宜行っていただきます。
- 従来の現地開催と同様にコアタイムを設けますので、コアタイム中は積極的に質問やコメントに対応いただけるようお願いします。なお、ご自身で用意されたZoomミーティング等を用いて、適宜リアルタイムでの発表および質疑応答を行っていただいても差し支えありません。URLのアナウンス等にも、コメント機能を適宜ご利用ください。
- ポスターファイルは、音声や動画埋め込みのないPDF形式で作成してください。ファイルサイズは10MB以下としてください。縦横比やページ数等、ポスターファイルの体裁に特に指定はありませんが、口頭での補足説明がなくても研究内容が理解できるように心がけて作成してください。
- PDFのセキュリティパスワードは設定しないでください。ハイパーリンクは作成環境により無効になることがあります。アニメーションgifは掲載できません。静止画で作成してください。図表は単色での作成を推奨します。利用ソフトなど作成環境によりグラデーションは表現できない可能性があります。macOS版のIllustratorで作成する場合、「互換性の高いPDF」として保存してください。ただしく表示されない場合がございます。
- ポスターファイルのアップロード方法として、(1)大会申込サイトからの事前アップロードと、(2)ポータルサイトへの発表者による直接アップロードの2つの方法を準備します。
(1)の事前アップロードでは2021年2月25日までのファイル提出が必要となりますが、ファイルのダウンロード・テキストコピー防止設定が一括して行われます。
(2)の直接アップロードではダウンロード防止等の設定は行われませんが、ポータルサイトオープン後はいつでもご自身でファイルのアップロードが可能です。ただし、コアタイムまでにファイルをアップロードいただけない場合は未発表として扱わせていただく可能性がありますので、早めの準備をお願いします。 - 本大会では審査員確保の観点から、ポスター賞応募数の上限を500件に設定します。申込は先着順とし、上限に達した場合は一般ポスターまたは口頭発表を選んでいただくことになります。一般ポスターについては、申込数の上限設定はありません。
- 海外からの招待者や留学生など、日本語を解さない参加者との交流のためにも、英語での発表や、日本語の発表の場合でも、一部英語を併記することを推奨します。
英語口頭発表賞 EPA
本大会では、オンライン開催に伴い従来と同様の審査員による採点が難しくなることから、第8回英語口頭発表賞 (English Presentation Award, EPA) の実施は取り止めることになりました。代わりにオンライン上での聴衆参加型の人気投票による英語口頭発表聴衆特別賞を実施しますので、ぜひご参加ください。
賞の目的
英語口頭発表賞 (EPA) の設立目的は、大会における英語による研究発表を振興し、留学生や国外からの参加者との議論の場をより多く作ることです。同時に、特に若手研究者のコミュニケーション能力と国際的情報発信力を高める機会を増やしたいと考えています。今回新たに実施する英語口頭発表聴衆特別賞でも、これらの目的と精神を踏襲します。
EPAは英語の流暢さなどの言語能力を競うものではありません。英語口頭発表聴衆特別賞においても、応募者には発表の学問的内容と発表技術や姿勢を競っていただき、聴衆による人気投票から優れた発表と判断されたものに賞を授与します。
応募資格
従来のEPAの応募資格を踏襲します。すなわち、日本生態学会の会員で、学生 (学部、修士課程、博士課程) または 2021年3月までで学位取得後 5 年以内の若手研究者であることが応募条件となります。育児/介護休暇はこの 5 年間に含めません。過去のEPAの受賞者も応募可能です。なお、この応募資格は、次回大会のESJ69以降、変更になる可能性があります。
審査基準
詳細は後日大会公式ホームページでお知らせしますが、各講演を聴講していた聴衆からの人気投票により賞の審査を行います。大会会場となるポータルサイトとして利用するConfit Publicationの機能として、講演ごとに「いいね」ボタンが付与されますので、良かったと思う発表に対して「いいね」ボタンを押して投票してください。聴衆の皆さまには、英語の流暢さではなく、研究の質と発表の質を基準に投票していただきますようお願い申し上げます。それぞれの部門で人気の高かった発表者に英語口頭発表聴衆特別賞が与えられます。
講演の申込および賞への応募は、従来のEPAと同様に、大会申込サイトから行っていただきます。9月末頃稼働の予定ですので、大会公式ホームページで随時最新情報をご確認ください。英語口頭発表賞部会では皆様のご応募を心からお待ちしております。
ポスター賞
若手研究者の研究活動を奨励するために、優秀なポスター発表に賞を贈ります。応募資格については、下記をご参照ください。ポスター発表に関する詳細は大会公式ホームページにも掲載しますので、ポスターを準備するときの参考にしてください。
ポスター賞応募資格について
本大会では、講演者のポスター賞応募資格について以下の条件を設けます。
- 一般講演の申込締切期限(2020年11月2日)の時点で博士号未取得の学生会員とします。
- 過去の日本生態学会大会(ESJ)ポスター賞「最優秀賞」または「優秀賞」を受賞した者は、上記の条件を満たしていても応募できないものとします。過去の日本生態学会大会はEAFESと合同で運営された大会を含みます。
ポスター賞審査の要点
- 選考上重視されるポイントには以下のようなものがあります。ポスター賞応募者は、これらの点に十分考慮してポスター作成をお願いします。
- (A)ポスターの情報伝達能力
- ポスター発表では、研究内容がわかりやすく表示されているかが重要です。例えば、(1)良いタイトル、(2)わかりやすい要旨、(3)視線を引きつける工夫、(4)短時間でおおまかな内容が伝えられる工夫などが必要でしょう。そのためには、字・図表が見やすいこと、情報過多でない、説明なしでも要点が理解できることなどが重要です。公平性を期すために、演題タイトルの受付登録後の変更はお控え下さい。
- (B)研究の質
- (1)新規性・独創性、(2)データの質・量、(3)解析方法の妥当性、(4)議論・結論の妥当性について審査されます。
- なお、過去に審査対象であった「発表技術」は、審査対象に含まれません。優れたポスターは読んだだけでその意義を理解できると考えられるためです。また、ポスター賞の応募者が多いため、審査に要する負担が著しく高まっていることも理由の一つです。ただし、ポスターを見ただけでは評価しにくい項目については、審査員が質問し、その応答をもって評価することがあります。
- また、本学会では国際交流に力を入れて取り組んでいます。このため、日本語を理解しない研究者に対して配慮がなされているかも重視します。審査の際には使用言語に関わらずポスターの内容についてのみ評価しますが、審査の結果同票だったポスターについては英語による理解が可能なポスターの順位を繰り上げます。英語による理解が可能なポスターとは、少なくとも、タイトル、イントロおよび結論が英語併記される等して、英語を読むだけで研究の概要を理解できる場合、あるいは英語のポスターが別ページに用意されている場合等に該当します。
- 使用言語を「英語」、もしくは「バイリンガル」とした場合、アップロードするポスターの中に英語での説明を含むようにして下さい。
キャリアエクスプローラー(CE)イラストの表示
講演者である学生・ポスドクは、本人が希望する場合、求職中であることを示すキャリアエクスプローラーイラストを口頭発表やポスター発表の際に表示することができます。(公社)応用物理学会HP からダウンロードし、口頭発表のタイトルページやポスターのタイトル付近に表示してください。CEイラストの使用許可は取得済みです。
色覚多様性への配慮
日本人男性の約5%、日本人女性の約0.2%が赤や緑の混じった特定の範囲の色について、差を感じにくいという 視覚特性を持っています。このような状況を踏まえ、岡部正隆氏 (東京慈恵会医科大学解剖学講座)と伊藤啓氏(東京大学分子細胞生物学研究所) が「色覚バリアフリープレゼンテーション法」の普及をすすめられています。岡部氏のホームページ をご覧いただき、発表用の図表作成の参考にしてください。
ER 招待講演を希望するシンポジウム(ERシンポジウム)
第68回日本生態学会大会 (ESJ68) 企画委員会シンポジウム部会からのおしらせです。
ESJ68には、海外の優秀な研究者にシンポジウムでの講演とEcological Research誌(ER) への寄稿をお願いする「ER シンポジウム」という制度があります。
日本生態学会ホームページでお伝えしている通り、ESJ68では、シンポジウムで講演する海外研究者のうち1名以上をEcological Research誌による招待講演者(ER招待講演者)として採用予定です。本大会ではER招待講演者は大会参加費が無料となります。大会後にシンポジウム内容に関連したレビュー論文もしくは特集論文などをEcological Research誌に投稿していただくことが原則となりますが、投稿論文が受理された場合は学会負担でオープンアクセス化して出版されます。
大会シンポジウムへの海外研究者の招聘をご検討中の皆様は下記の募集要項をご一読の上、「ER シンポジウム」にふるってご応募ください。
(ER招待講演を希望するシンポジウムの募集要項)
- ER招待講演者の大会参加費、および懇親会費は無料となります。
- ER招待講演者には、シンポジウム内容に関連したレビュー論文もしくは特集論文などをERに寄稿して頂きます。受理された論文は学会負担でオープンアクセス化されます。
- ER招待講演者人数は原則として1シンポジウムあたり1名までとします。
- ERシンポは原則英語で行って頂きます。
- ER招待講演予定者の国籍は問いません。
- 企画案はESJ68企画委員会シンポジウム部会で審査を行い、審査の結果に基づいて1名以上を採用します。(参考:昨年度は2名が採択されました)
- 過去の大会でER招待講演者として講演した経験のある方を再度招待する企画は、そうでない企画よりも採択において優先度が下がります。ただし、前回大会ESJ67の招待者はこの限りではありません。また、ERシンポではER誌への寄稿を重要な趣旨として位置づけており、過去の招待講演者でER誌に寄稿していない方を再度招待する企画は却下されることがあります。応募の際には、講演者全員がこれらの要件に同意していることを企画者が確認しておいてください。
- ER シンポジウム企画案の提案〆切は8/31(月)日本時間(JST)23:59です。採否は9月中の通知を予定しています。
- 提案は応募用メールアドレス(esj_sympo[at]mail.esj.ne.jp [at]を @ に変えて下さい)から行ってください。
- 応募書類に記載する項目は以下の通り:
- シンポジウム概要、構成メンバー
- ER招待講演者名
- ER招待を希望する理由(ER招待講演者によりシンポジウムの価値をどのように高められるか、ER招待講演および寄稿論文により生態学会員が得られるメリット、など)
- ERに寄稿予定の論文の概
- ER招待講演者の「代表的な論文の情報」と「その被引用数」(5本以内)
補記1: ESJ68シンポジウムでは、「ERシンポジウムのER招待講演者」のほかに「招待講演者」という制度もあります。これは非会員の優れた研究者(国内外問わず)に大会参加費無料で講演して頂く制度で、人数制限はありません。ただし、大会後にシンポジウム内容に関連したレビュー論文もしくは特集論文などをEcological Research誌に投稿し学会負担でオープンアクセス化して出版されるというメリットはありません。ERシンポジウムの選に漏れた場合も、こちらの制度は適用可能ですのでご検討ください。
(参考:通常のシンポジウムと共通の募集要項)
- シンポジウム企画者(共同企画者も含む)は日本生態学会正会員に限ります。
- 他分野との交流を深めるため、生態学会会員以外の非会員の方に招待講演をしていただくことも可能です(「招待講演者」制度)。招待講演者の大会参加費は無料となります。
- 前回の名古屋大会中止をうけて、本大会では例外的に同一の非会員による2年連続の招待講演が認められます。ただし、通常の規定では同一の非会員による2年連続の招待講演はできませんので、次回大会以降はご注意ください。
- なお、名古屋大会と同じテーマのシンポジウムを企画される場合は、1年間の研究進展も含めた新たな知見を含む企画をお願いします。タイトル、演題、要旨のいずれかが名古屋大会と同一となる申請は認められません。
- シンポジウムの開催時間は約3時間です。
- 講演要旨登録締め切りは一般講演(口頭、ポスター)と同じです。
この件に関するご質問は,大会問い合わせページへお願いします。
皆様のご応募をお待ちしております。
ESJ68 企画委員会シンポジウム部会長 吉村真由美