| 要旨トップ | ESJ66 自由集会 一覧 | | 日本生態学会第66回全国大会 (2019年3月、神戸) 講演要旨 ESJ66 Abstract |
自由集会 W21 3月16日 18:45-20:15 Room D
里地里山の生物多様性に関する保全事業には様々なものがある。評価対象とする生物群や生態系(景観要素)、生態系サービス、保全目標は地域、主体、目的(保全目標)よっても様々である。また保全上注目すべき対象やステークホルダーの主体によっても、評価や保全の手法も様々である。近年、COP10以降さらにはSDGsを目指す社会情勢において、生物多様性を農林水産業への便益や地域の生態系サービスに結び付けるための評価スケール作成が注目され、市民、農業団体、企業ならびに、地域、行政、教育機関など多様なステークホルダーとガバナンスのレベルで提案がなされ、私たち研究者もその中にいる。ここでは、これら多様な評価主体とともに「何をどういう目標で、どのようにしてモニタリング評価し保全しようとするのか?」について 先進的な事例をまじえて紹介し合い、議論し、総括として、どのような問題点や新しい考え方やアクションがあるのかを整理し、今後を展望する。
[W21-1]
徳島における市民参加型による水田生物多様性評価にむけての取り組み
Citizen participatory examinations of agro-biodiverity in paddy fields of Tokushima.
[W21-2]
日本ワイン用ブドウ園の生物多様性評価と自然再生
Biodiversity evaluation and natural restoration of vineyards for Japanese wine.
[W21-3]
小学校と連携した地域主導の「ふるさと教育」における研究者の寄り添い
Facilitation of researchers for agricultural community-led "local education" associated elementary school
[W21-4]
里地里山における絶滅危惧種保全と農業・農村の持続性
Conservation of endangered species and agricultural sustainability