| 要旨トップ | ESJ66 自由集会 一覧 | 日本生態学会第66回全国大会 (2019年3月、神戸) 講演要旨
ESJ66 Abstract


自由集会 W30  3月17日 17:45-19:15 Room F

夜行性動物による花粉媒介と種子散布
Pollination and seed dispersal by nocturnal animals

船本大智(神戸大学)
Daichi Funamoto(Kobe University)

動物による花粉媒介と種子散布は、陸上生態系において非常に重要な役割をもつ。しかし、これらの種間相互作用を対象とする多くの研究は昼間の相互作用に注目しており、夜間に起きる相互作用に関する研究は少ない。一方で、近年になり、夜行性動物が花粉媒介や種子散布において重要な役割を果たしている証拠が蓄積されつつある。本集会では、夜行性動物による種子散布や花粉媒介に注目した研究を行っている研究者による、研究事例や夜間観察手法の紹介を行う。これらの研究の紹介を通じ、夜行性動物による種子散布と花粉媒介の研究の促進につなげたい。

[W30-1]
夜行性ガ類による花粉媒介:隠れた相互作用をひもとく 船本大智(神戸大学)
Pollination by nocturnal moths: how to observe the secret interactions Daichi Funamoto(Kobe University)

[W30-2]
オオコウモリによる花粉媒介と種子散布:夜間にどのように追跡し、行動観察するのか? 中本敦(岡山理科大学)
Pollination and seed dispersal by fruit bats-I tracked and observed bats in this way at night. Atsushi Nakamoto(Okayama Univ of Sci)

[W30-3]
ボルネオ島の大型動物による半着生イチジクの種子散布 中林雅(琉球大学)
Seed dispersal of hemi-epiphytic figs by large animals on Borneo Miyabi Nakabayashi(Univ. of the Ryukyus)


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