生物多様性の保全 
~さまざまな生物同士のつながりを守る~
「生物多様性」とは、簡単に言えば、「生き物のにぎわい」の指標です。例えば、スギだけが植えられた人工林よりも、原生林のほうが生育する種数が多く、生物多様性は高いです。生物多様性が高い生態系は生産性が高く、病気や環境変動にも強い傾向があります。
しかし、「生物多様性」は、ただ単に、「生物の種類が多ければ多いほど良い」というわけではありません。固有種やキーストン種などに注目しつつ生物同士のつながりを保ちながら保全することが大切です。