日本生態学会 第66回大会|ESJ66

ER招待・招待講演者

ER招待者

Dr. Conrad C. Labandeira

National Museum of Natural History Smithsonian Institution

シンポジウム S03 3月16日 9:30-12:30 Room F

化石で読み解く植物と昆虫の相互作用:自然史研究が結ぶ古生物学と生物学
The reciprocal illumination of paleobiology and biology: toward a synthetic understanding of plant–insect interactions in time and space

Dr. Conrad C. Labandeira

Self Introduction: I am a paleoecologist who examines relationships between fossil plants and insects in the context of terrestrial ecosystem evolution. My undergraduate degree was at California State University–Fresno, followed by the University of Wisconsin–Milwaukee, involving a thesis on Cambrian trilobite morphometrics. My doctorate at The University of Chicago was an analysis of the fossil history of modern insect mouthparts. I investigated Paleozoic plant–insect interactions as a postdoc at the University of Illinois, Urbana–Champaign. Currently, I am senior research scientist and curator of fossil arthropods at Smithsonian’s National Museum of Natural History, and fellow of the Paleontological Society.

Dr. Maria Dornelas

シンポジウム S13 3月17日 9:30-12:30 Room M

Ecological Stability: Spatial and Temporal Dynamics

Dr. Maria Dornelas

Profile: Maria Dornelas is a macroecologist who combines theory and big data to quantify biodiversity and understand the processes that shape it. She is a Reader at the University of St Andrews where her group is engaged in questions that range from mm scale species interactions on coral reefs to global biodiversity patterns across taxa. She is currently focused on quantifying temporal change in biodiversity in the Anthropocene.

Dr. Kramer, Russell D.

シンポジウム S18 3月19日 9:30-12:30 Room I

気候変動下における森林林冠部の構造と機能
Structure and function of forest canopies under climate change

Dr. Kramer, Russell D.

Profile: Kramer氏はバイオマス推定の世界記録保持者の1人である。同氏はカリフォルニア州立大学のSteve Sillett教授の下で修士号を得た後、ワシントン大学博士課程に進学しJ.F. Franklin教授に師事、2018年12月にPhDを取得した。Sillett教授らの研究グループは、地上の毎木調査とロープクライミングによる樹冠構造の調査および年輪コアのデータをもとに、米国西海岸やオ―ストラリア南部の巨木林において、森林の成長量やバイオマスの推定を行ってきた。現在観測されている世界最大の地上部バイオマスはVan Pelt et al. 2016が発表したセンペルセコイア林のもので、Kramer氏はこの研究においてセコイアの巨木の樹幹部構造の計測を、大学院生としてリードした。また、修士論文としてまとめた樹冠部動態の研究は、Tree Physiology誌に掲載されている。博士研究では、米国西海岸のシトカトウヒ原生林のバイオマス推定に取り組み、その成果および広葉樹を含む様々な樹種にも適用可能な計測プロトコールを今年Forest Ecology and Managementにモノグラフとして発表した。世界の様々なバイオームにおけるバイオマスや生産量の推定は、IBP時代に集中的に行われ、そのデータは現在も森林の炭素収支の計算などに用いられている。当時、樹冠部の構造やバイオマスは、ごく一部の伐倒木のデータをもとにDBHなど地上での測定値から推定された。このため、伐倒が困難な大木のデータは少なく、推定誤差が大きかった。Kramerらは、大木を構造単位に分けて計測し、樹上で年輪コアを採取することで成長量を推定できることを示した。IBP以来、世界規模での森林バイオマス推定は展開されていない。また、原生林や大木の多くが保護されている現在、伐倒調査はほぼ不可能であるため、今後は彼らが提唱するプロトコールを用いて世界中の森林の測定が進むことが期待される。本公演では、企画者らと共著で、今後の森林バイオマス推定の世界展開や、グローバルな炭素収支推定における役割などについてレビューする。

招待講演者一覧

M01
新美輝幸(基礎生物学研究所)(分子生物学会員)
杉本亜砂子(東北大学生命科学研究家)(分子生物学会員)
山元大輔(情報通信研究機構未来ICT研究所)(分子生物学会員)
渡邉肇(大阪大学大学院工学研究科)(分子生物学会員)
M02
大原裕也(静岡県立大学 食品栄養科学部)(分子生物学会員)
児玉豊(宇都宮大学 バイオサイエンス教育研究センター)(分子生物学会員)
宮川信一(東京理科大学 基礎工学部 生物工学科)(分子生物学会員)
M03
岩崎渉(東京大・院・理)(分子生物学会員)
尾崎遼(筑波大・医・バイオインフォ)(分子生物学会員)
宮正樹(千葉県立中央博物館)
Sato Marcello(獨協医科大学)
S02
堀江真行(京都大学白眉センター/ウイルス・再生医科学研究所)
佐藤賢文(熊本大学エイズ学研究センター)
S03
西田治文(中央大学)
S05
高橋宏司(慶應義塾大学生物学教室)
伊澤栄一(慶應義塾大学文学部心理学専攻)
井原泰雄(東京大学理学研究科生物科学専攻)
香田啓貴(京都大学霊長類研究所)
S06
栗田豊(水産研究・教育機構 東北区水産研究所)
白井厚太朗(東京大学大気海洋研究所)
S07
藤堂千景(兵庫県立農林水産技術総合センター)
Park Byung Bae(Chungnam National University)
S08
福井大祐(岩手大学)
田原研司(島根県健康福祉部薬事衛生課)
三條場千寿(東京大学)
S09
渡邊敬史((株)建設技術研究所)
S10
田金秀一郎(鹿児島大学総合研究博物館)
S11
松本吏樹郎(大阪市立自然史博物館)
S12
内藤健(農研機構 遺伝資源センター)
木村亮介(琉球大学大学院医学研究科人体解剖学講座)
Teng Fei(BEIJING Genomics institution)
S13
Villa Martín Paula(Biological Complexity Unit, Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University)
S14
竹本和広(九州工業大学)
S15
髙橋晋(同志社大学)
前川卓也(大阪大学)
小川宏人(北海道大学)
S18
Cavaleri Molly(Michigan Technological Univ.)
井上裕太(森林総研)
荒木眞岳(森林総研)