| 要旨トップ | ESJ63 企画集会 一覧 | | 日本生態学会第63回全国大会 (2016年3月、仙台) 講演要旨 ESJ63 Abstract |
企画集会 T20 -- 3月24日 9:30-11:30 RoomD
生物環境媒体からDNAを抽出してその遺伝情報を解析する「環境DNA」が脊椎動物に適用されるようになって7年が経とうとしている。当初は特定の生物種の在・不在検出に限られていたこの手法も、PCRの定量技術向上や次世代シーケンサーのハイスループット化といったDNA解析技術の急激な進歩により、目覚ましい発展を遂げつつある。この企画集会では環境DNA研究に携わる若い演者にその最前線の研究成果を紹介してもらい、今後の生態学における環境DNA研究の可能性について議論する。
[T20-1] 環境DNA研究の実践と課題:生態学フロンティアへの挑戦
[T20-2] 環境DNAを用いた流水環境におけるアユの生物量の推定
[T20-3] 環境DNAと音響ビデオカメラから見るイトウ遡上量の経日変化
[T20-4] マルチプレックスPCRを用いた兵庫県内のため池における在来魚と外来魚の分布状況の把握
[T20-5] 環境DNA手法の感染症生態学への応用:タイ肝吸虫Opisthorchis viverriniの検出
[T20-6] 環境DNA分析によるアユのミトコンドリアDNAハプロタイプの検出