発表準備・参加の手引
【参加者の皆様へ】
大会規則
本大会は、日本生態学会大会規則に基づいて実施されます。大会期間中、参加者はこの規則および下記の注意事項を遵守し、大会実行委員、座長の指示に従ってください。
参加方法
- ESJ69では、ONLINE CONFを用いて、大会会場となるプラットフォームを用意いたします(3月1日、プラットフォームを公開しました; https://esj.gakkai.online/)。プラットフォームの閲覧には、大会参加者個別のIDとパスワードが必要になります。
- 大会参加申込みをした方に、プラットフォームにログインするためのIDとパスワードをお知らせします。大会参加申込みは大会当日まで受け付けております。2022年2月21日までは大会申込みシステム(https://iap-jp.org/esj/conf/login.php)から、2022年3月1日以降はONLINE CONFより申し込んでください(2月22日〜28日まではシステムの移行のため参加申込みができません)。
- ESJ69はオンライン開催となりました。
- 学部学生以下の聴講者の方、自由集会聴講券を利用する方、ジュニア生態学講座のみに参加する方は2022年2月21日までに、大会申し込みシステム(https://iap-jp.org/esj/conf/login.php)より、参加申し込みをお願いします。
- プラットフォームの公開期間は、2022年3月1日から4月5日9:00までの予定です。
- 本大会では、冊子体のプログラム作成は行ないません。大会公式ウェブサイトもしくはプラットフォームに掲載された情報をご利用ください。
- 自由集会聴講券を利用する方、ジュニア生態学講座のみに参加する方には、参加のためのURLリンクを3月12日頃までにメールで送付いたします。
インターネット環境の準備
- ESJ69は、ONLINE CONFを用いたプラットフォーム上でのオンライン開催とします。口頭発表は、Zoom ミーティング(https://zoom.us/jp-jp/meetings.htm)を用いてリアルタイムで実施します。
- ポスター発表はONLINE CONF上で行ないます。
- オンラインツールの使用方法や、ご自身が使用するインターネット環境の安定性について、大会期間前に各自十分なテストを行なっていただくよう、お願いします。当日の、参加者の機器や、Zoomへのアクセス、ネットトラブルについては大会実行委員会ではサポートしません。
- PC付属のマイクはトラブルが多い(音質が悪い、PCのファンの音を拾う、ハウリングする等)ため、マイク付きイヤホンやヘッドセットの使用を推奨します。
Zoomの設定について
- Zoomの表示名は、「生態花子(〇〇大学)」「Taro Seitai (** Univ.)」などの例に従って、氏名と所属を正確に書いてください。
- Zoomミーティングでは、発表や質問など、座長の指示を受けた場合以外においては、必ず、自分のオーディオをミュート状態にしてください。質問の際は、座長の指示に従ってください。
- 進行の妨げになると座長が判断した場合には、一旦退出いただく場合があります。ご自身のZoom設定などを見直して、ログインし直してください。
- Zoomウェビナーでの公開講演会に参加する場合は、常にミュート状態となります。質問方法等の詳細は、集会企画者の指示に従ってください。
- 複数の端末・アカウントを用いて、同時に複数の会場に入室することは禁止します。
ONLINE CONFについて
- 大会プラットフォームの各講演のページには、講演者等とテキストでやりとりができる公開コメント機能が用意されます。リアルタイムでの質疑時間中に質問しきれなかった場合などに、適宜ご利用ください。
- 各発表のコメント機能は、プラットフォーム公開期間中いつでも使用できます。
- 公序良俗に反すると判断された内容は削除させていただくことがあります。
オンライン開催にあたっての注意事項
- ZoomミーティングなどのURLリンクやONLINE CONFのログインIDなどは、大会参加申込および参加費の納入を行なった参加者のみにメールでお知らせします。受け取ったURLリンクやログインID情報を他人に公開・貸与しないでください。
- 講演・ポスターの撮影・録音・保存は、発表者の了承を得た場合に限り認められます。スクリーンショットの保存やその他機器を用いた録音なども含め、無断で発表内容を保存する行為は禁止します。
参加者託児補助
- ESJ69の参加者がお住まいの地域にて、個別に利用した託児料金(シッターの利用や、保育園の一時保育等を想定)の一部を会期後に還元いたします(領収証もしくは利用明細を証憑とします)。対象期間は2022年3月14日(月)から2022年3月19日(土)となります(ただし、16日の移動日は除きます)。補助額は半額補助、ただし子供1人あたりの上限は5000円/日で、子供の数に制限はありません。また、申込数が想定を超えた場合は補助額が減額となる可能性があります。
障碍者への配慮
- 「障害者差別解消法」に基づく配慮を検討しますので、大会参加に際して配慮を必要とされる方は、問い合わせページ(/contact/)からご相談ください。
キャンセルポリシーについて
- 大会申し込みシステムより申し込みされた方については、2022年2月21日(月)キャンセル分まで、参加費を全額返金します(振込手数料等の経費は除く)。それ以降の返金はできません。
- 2022年3月1日(火)以降に大会プラットフォームONLINE CONFを利用して申し込まれた方については、3月13日(日)キャンセル分まで、クレジットカード決済された方のみ、返金可能です。キャンセル・返金について、taikai69 (at) esj.ne.jpまでメールでご連絡ください。
【発表者・企画者の皆様へ】
資料作成の際の注意点
- 口頭発表・ポスター発表問わず、オンラインで行なう講演については著作権法上の公衆送信にあたるため、許諾が必要になります。画面共有するスライドやご提出いただくポスターPDFなどにおけるコンテンツは著作権の侵害、名誉棄損の問題を生じないように配慮してください。 公表された著作物を引用するときには、必ず出典などを明示してください。万一、執筆内容が第三者の著作権を侵害するなどの指摘がなされ、第三者に損害を与えた場合、執筆者がその責を負います。
一般講演(口頭発表)
- 口頭発表は、Zoomミーティングを用いたリアルタイムでの発表および質疑応答で行ないます。各講演者はご自身のパソコンから発表スライドの画面共有を行ない、発表いただくことになります。そのため、使用するOS やファイル形式の指定、ファイルサイズの上限は特にありません。
- 口頭発表の円滑な運営のため、サポート業者を交えたリハーサルを3月上旬に行ないます。リハーサル時のアドバイス等を当日の開催に活用してください。リハーサルの詳細につきましては、今後大会公式ウェブサイト等でお知らせいたします。
- 発表当日に、ご自身の環境や準備状況に関わる発表の不具合が生じても、返金等の対応はできかねますので、ご了承ください。
- 講演時間は、発表12分、質疑応答3分の合計15分です。時間を厳守してください。経過時間を知らせる鈴は鳴りませんので、ご自身での時間管理をお願いします。
- 講演の終了した講演者は、次の講演の座長を務めてください。最初の座長は、大会実行委員会が対応します。
- 質疑応答もZoomにて口頭で行なっていただきますが、大会プラットフォームの各講演のページに用意されるコメント機能を用いて、テキストで行なっていただくことも可能です。発表時間中に質問しきれなかった場合などに、適宜ご利用ください。
- その他の詳細な注意事項については、こちらの内容をご確認ください。
英語口頭発表賞
- 本大会では、第8回英語口頭発表賞(English Presentation Award, EPA)を実施します。
- 英語口頭発表セッションは一般講演(口頭発表)と基本的に同じ運営方法で実施されますので「一般講演(口頭発表)」の説明もご確認ください。
- 英語話者のためのリハーサルについても、3月上旬に行ないます。リハーサルの詳細につきましては、今後大会公式ウェブサイト等でお知らせいたします。
- 英語口頭発表セッションの座長は、各セッション担当の企画委員が独自にアレンジします。
- 受賞者リストは、確定次第、大会プラットフォームにて掲示いたします。
- 表彰式は行ないません。受賞者には賞状(電子ファイル)をメールでお送りいたします。
一般講演(ポスター発表)
- ポスター発表は、大会会場となるプラットフォームにアップロードされたポスターファイルを、参加者が自由に閲覧できる形式で実施します。閲覧は、ポスターファイルアップロード後であれば、プラットフォーム公開中はいつでも可能です。
- プラットフォーム上には、ビデオ会議機能(コアタイムのみ)とテキストチャット機能が備わっています。
- コアタイムには、ビデオ会議機能を利用して、ポスターの説明や質疑応答を行なって頂きます。講演者は、コアタイムになったら、ポスターを掲示しているページ内の「意見交流場」に入り、待機していてください。プラットフォーム内でポスターを見ながらビデオ会議ができます(画面共有も可能)。聴衆の方々は、緊張せず、自由に「意見交流場」に出入りしてください。
- テキストチャットには、自分のコメントに返信が付いた際にメールで通知が届く機能があります。コアタイム外でもビデオ機能によるディスカッションをしたい場合には、ご自身で用意されたZoomミーティング等を使用してください。そのような外部ミーティングルームのURLのアナウンス等にもテキストチャットが利用できます。
- 従来の現地開催と同様にコアタイム(3月14日:12:30~14:30、3月15日:13:00~15:00)を設けます。コアタイム中は積極的に質問やコメントに対応いただけるようお願いします。
- ポスターのサイズや縦横比、ページ数等に指定はありませんが、今回使用するプラットフォーム上での視認性・可読性を考慮し、「A0サイズ縦向き×1枚(A0版)」あるいは「A4サイズ縦向き×4枚程度(A4版)」の2つの形式を推奨します。下記のアップロード方法を問わず、PDFのセキュリティパスワードは設定しないでください。
2/22追記:プラットフォームの改良に伴って横向きポスターの視認性が向上したことが確認できましたので、横向きポスターも推奨形式に加えます。例えばディスプレイの縦横比である9:16や10:16で作成すると、PC画面で閲覧した際に非常に見やすくなります(例:A4サイズ横向き×4枚」。 - ポスターファイルは、PDF形式(音声や動画の埋め込みをしない)で作成してください。20MBまでのPDFファイルならばアップロード可能ですが、ファイルサイズが大きいとプラットフォーム上での表示に時間がかかることがあります。そのため、ポスターのPDFファイルは、5MB以下とすることを推奨します。
3/3追記:ファイルサイズが大きいと、表示上の解像度が著しく低下することがあります。そのため、1ページあたりのファイルサイズを500kb以下にすることを推奨します。ただし、ページ数が増えることは表示速度にはほとんど影響しません。ファイルサイズが大きいポスターは、複数ページに分割することをご検討ください。 - その他、ポスターファイルの詳細な注意事項については、こちらの内容をご確認ください。
- 2022年3月1日からポスターファイルや動画ファイルのアップロードができるようになる予定です。アップロードは講演申込者自身が行ないます。
- ポスター賞に応募している発表の講演者は、2022年3月13日23:59までにポスターのファイルをアップロードしてください(時間的な都合上、コアタイムがある日の当日の朝から審査を開始するため)。
- ポスター賞に応募していない発表についてもできる限り、前日までにファイルのアップロードを済ませてください。コアタイムまでにファイルをアップロードいただけない場合は未発表として扱わせていただく可能性がありますので、早めの準備をお願いします。
ポスター賞
- 日本生態学会では、学生の奨励のために優秀なポスター発表に賞を贈ります。選考上重視されるポイントは、ポスターの情報伝達能力と研究の質です。また審査の結果、同点であったポスターについては英語による理解が可能なポスターの順位を上とします。3月13日23:59までにポスターファイルがアップロードされていない場合には、審査の対象とならない可能性がありますので、ご注意ください。また、大会期間中のポスターファイルの差し替えはご遠慮ください。ポスター賞の運営方法や選考基準の詳細については、大会公式ウェブサイトの大会案内のポスター賞に記載されています。
- 受賞者リストは、確定次第、大会ウェブサイトにて掲示・発表します。受賞者には賞状(電子ファイル)を後日、メールでお送りいたします。
- 「最優秀賞」受賞ポスターは、大会期間の終了後も、大会プラットフォームのトップページにて特別展示されます。
高校生ポスター発表
- 高校生ポスター発表(コアタイム:3月19日:13:00〜14:00(PH1〜25)14:00〜15:00(PH26〜49)に関する案内は、事前に世話人(高校生ポスター部会長)から引率教員あてに別途送付します。
各種集会(シンポジウム、自由集会、フォーラム)
- 各種集会にはタイムキーパーはつきません。企画者の方は時間管理に注意いただき、設定された時間内に終了してください。時間延長はできません。
- シンポジウム、自由集会においてもオンライン開催とし、Zoomミーティングを用いてリアルタイム配信を行ないます。
- 集会の円滑な開催・リアルタイム配信のため、専門業者によるZoom 操作の当日サポートを行ないます。
- 一般口頭発表と同様に、Zoomによる集会開催のリハーサルを3月上旬に行ないます。リハーサルの詳細につきましては、今後大会公式ウェブサイト等でお知らせいたします。
- 質疑応答は大会プラットフォームの各集会のページに用意されるコメント機能を用いて、テキストで行なっていただくことも可能です。発表時間中に質問しきれなかった場合などに、適宜ご利用ください。
色覚多様性への配慮と快適なオンライン資料
日本人男性の約5%、日本人女性の約0.2%が赤と緑などの色の差を感じにくいという視覚特性をもっています(色弱者)。オンラインの発表では、演者がポインター等を使って文や図を指し示すことが難しく、色などを頼りに口頭のみで注目する箇所を指示してしまうケースも少なくありません(例:「図中の赤い丸で囲った部分が緑で囲った部分よりも大きく変化しています」など)。このような発表は、色弱者にとってわかりづらい発表になります。実際、完全オンラインの前回大会では、色の使い方が原因で発表が理解できなかったという意見を多く聞きました。このような状況を踏まえ、オンラインの発表では今まで以上にカラーバリアフリーへの配慮が必要といえます。端的にいうと 赤や緑を使わずにオレンジや青を使うようにしたり、色に頼りすぎないレイアウト をすることが大切です。
読みやすく見やすいデジタル資料を作るためには、フォントの選択も重要です。ユニバーサルデザインフォント (UDフォント)は、誤読を減らすだけではなく、通常のゴシック体や明朝体に読みづらさを感じている人にとっても優しいフォントです。なお、画面上で表示するフォントならば、明朝体よりもゴシック体のほうが圧倒的に読みやすいです。資料のユニバーサル化を意識するなら、BIZ UDP ゴシックなどがおすすめです。
長時間画面を見続けることは聴衆にとって大きな負担になります。目の負担を軽減するためには、背景と文字色のコントラストを少しだけ弱くすると良いと言われています。背景が白いなら、 少しだけ明るい黒(グレー)の文字を使うのが有効です。また、背景に淡い色を使うことで黒い文字とのコントラストを小さくするのも目の疲れを軽減できます。文字と背景のコントラストを小さくすることは、視覚過敏症をもつ人にとってのバリアフリー化にも繋がります。