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ESJ54 シンポジウム・フォーラム 一覧

以下で,各企画番号をクリックすると企画の概要が, また各講演番号をクリックすると講演要旨が表示されます.

フォーラム

3月22日 9:00-11:30 : Room A

[T02] : 大規模長期生態学のためのデータベースと情報公開(大規模長期生態学専門委員会)

企画責任者: 日浦勉 中村誠広

[T02-1] データベースがあればこんなことができる −個別流域研究の一般化の試み− 大手信人(東大農学部)

[T02-2] PlotNetの取り組み -東アジアの森林永久調査区データに基づく比較解析プログラム- 浦口あや(三菱総研)

[T02-3] ILTERにお ける情報マネジメント標準化の取り組みとJaLTERの情報マネジ メントのあるべき方向性 小川安紀子(地球研),藤原章雄(東大演習林)

企画シンポジウム

3月21日 14:30-17:00 : Room A

[T01] : Stoichiometric frameworks for evolutionary, population, and community dynamics

企画責任者: Committee for the Annual Meetings of ESJ, Hideki Kagata (Kyoto University), and Jotaro Urabe (Tohoku University)

[T01-1] Introduction Jotaro Urabe (Tohoku University, Japan)

[T01-2] Phytoplankton Stoichiometry Christopher A. Klausmeier (Michigan State University), Elena Litchman (KBS, Michigan State University), Tanguy Daufresne (INRA, France), Simon A. Levin (Princeton University)

[T01-3] The role of phytoplankton traits and trade-offs in determining community structure under changing climate Elena Litchman (KBS, Michigan State Univ.)

[T01-4] Stoichiometry of terrestrial arthropods: Interspecific patterns and dynamic consequences Bill Fagan (University of Maryland, USA)

[T01-5] Ecological efficiency in the bottom-up trophic cascade Takayuki Ohgushi (Kyoto Univ.)

公募シンポジウム

3月20日 9:00-11:30 : Room A

[S01] : ミクロな世界からの新展開: 微生物群集の不均一性が支える物質循環と生物間相互作用

企画責任者: 三木 健(京都大学生態学研究センター)・松井一彰(総合地球環境学研究所)・ 西田貴明(京都大学生態学研究センター)

[S01-1] 空間分布の不均一さを決める要因は何か?:上流から下流への細菌群集遷移パターンの河川間比較 *小林由紀(京大生態研セ), KIM Chulgoo(京大生態研セ),由水千景(科学技術振興機構), 高津文人(科学技術振興機構),陀安一郎(京大生態研セ), 永田俊(京大生態研セ)

[S01-2] 超大規模スケールでの細菌の現存量と生産速度の空間分布:南極海からアラスカ沖まで *横川太一,楊燕輝,永田俊, 茂手木千晶 (京大生態研セ)

[S01-3] 大陸と海洋を渡り歩く細菌と遺伝子:水銀耐性細菌と水銀耐性遺伝子のグローバルな分散 *松井一彰(総合地球環境学研究所), 成田勝(東北緑化環境保全), 遠藤銀朗(東北学院大学工学部)

[S01-4] 環境変動に対する群集レベルの適応的応答を支える細菌の移動分散とその炭素循環への影響:海洋細菌のメタ群集モデル *三木健, 横川太一, 永田俊, 山村則男(京大生態研セ)

[S01-5] 新たな餌資源への適応を腸内細菌群集の変化から考える: 移入種ブルーギルをモデルに *内井喜美子(京大生態研セ), 米倉竜次(岐阜県河川環境研究所), 松井一彰(総合地球環境学研究所), 奥田昇(京大生態研セ), 川端善一郎(総合地球環境学研究所)

[S01-6] 共生による物質の供給は役に立つのか?:菌根菌との共生がもたらす植物の迅速な食害応答 *西田貴明, 大串隆之(京大生態研セ)

3月20日 9:00-11:30 : Room B

[S02] : 花粉一粒の直接遺伝解析から見えるもの

企画責任者: 井鷺裕司(京都大学大学院農学研究科)

[S02-1] 花粉1粒の直接遺伝解析から何を見るか−1粒でもわかる事と1粒だからわかる事 井鷺裕司(京都大院・農)

[S02-2] 花粉一粒のDNA分析方法 陶山佳久(東北大院・農)

[S02-3] 花粉1粒の直接遺伝解析に基づくホオノキ訪花昆虫の送粉効率評価 *松木悠(広島大院・国際協力), 舘野隆之輔(鹿児島大・農), 柴田銃江(森林総研), 陶山佳久(東北大院・農), 井鷺裕司(京都大院・農)

[S02-4] クリ花粉一粒ずつのマイクロサテライト分析による花粉流動解析 *長谷川陽一, 陶山佳久, 清和研二(東北大院・農)

[S02-5] ハイマツ・キタゴヨウ交雑帯における交配パターン:花粉分散から種子形成まで *綿野泰行, 朝川毅守(千葉大・理), 伊東めぐみ(千葉大院・自然科学), 陶山佳久(東北大院・農)

[S02-6] 昆虫付着花粉の遺伝解析を用いた熱帯林一斉開花における送粉システムの解明 *近藤俊明(広島大院・総合科学), 西村 千(マレーシア森林研究所), 内藤洋子(京都大院・農), 津村義彦(森林総研), 井鷺裕司(京都大院・農), 奥田敏統(広島大院・総合科学), Lee Soon Leong (マレーシア森林研究所), Norwati Muhammad(マレーシア森林研究所)

[S02-7] 花粉一粒によるハプロタイプ解析と進化ゲノム学への展望 清水健太郎(チューリヒ大・理), 池田啓(チューリヒ大・理, 京都大院・人間環境)

3月20日 9:00-11:30 : Room C

[S03] : 人間活動下の生態系ネットワークの崩壊と再生

企画責任者: 酒井 章子(京大生態研) 山村 則男(京大生態研)

[S03-1] 趣旨説明 山村則男(京大生態研)

[S03-2] マレーシア・サラワク州の人と生態系の100年史 *市川昌広(地球研)・酒井章子(京大生態研)

[S03-3] モンゴルの人と生態系の100年史 *藤田昇(京大生態研)・石井励一郎(地球フロンティア)

[S03-4] 経済学からみた人と環境の関わりの変化 諸富徹(京大経済)

[S03-5] 生態系ネットワークから環境問題を考える−理論的アプローチ *中丸麻由子(東工大・社理工)・近藤倫生(龍谷大理工)

3月20日 9:00-11:30 : Room D

[S04] : 大規模開発につける薬(3)――生態学は政治・司法に発言できるか

企画責任者: 安渓 遊地(山口県大・国際文化) 金井塚 務(広島フィールドミュージアム) 野間 直彦(滋賀県大・環境)

[S04-1] 公共事業の期中評価委員会と住民投票条例――細見谷を例に 金井塚 務(広島フィールドミュージアム)

[S04-2] 水生昆虫の生息状況からみた細見谷の特徴とその貴重性 井上 栄壮(信州大・繊維)

[S04-3] 渓畔林の動態と共存機構――渓畔域をどう管理すればよいのか 崎尾 均(埼玉県農林総合研究センター 森林・緑化研究所)

[S04-4] 上関原子力発電所予定地での詳細調査の生物多様性への影響 加藤 真(京大院・人環)

[S04-5] 里山林の生態学調査と共有地入会権訴訟の行方 野間 直彦(滋賀県大・環境)・安渓 貴子(山大・非常勤)

[S04-6] 上関原発建設用地と入会権――入会権は時効消滅するか 野村 泰弘(島根県大・総合政策)

[S04-7] いま何をなすべきか――これ以上の破壊を許さないために 河野 昭一(国際自然保護連合)

3月21日 14:30-17:00 : Room B

[S05] : 長期気候変動と熱帯雨林 − 熱帯域に於ける森林衰退の背景とその影響

企画責任者: 奥田敏統 (広島大学大学院総合科学研究科) 中静透 (東北大学大学院生命科学研究科)

[S05-1] シンポの背景−マレーシア熱帯林にみる森林の衰退現象について 奥田敏統(広島大学)

[S05-2] 東南アジア(マレーシア,インドネシア)での風害・乾燥化による森林衰退 米田健 (鹿児島大学)

[S05-3] エルニーニョに伴う強い乾燥と樹木の死亡 中川弥智子 (名古屋大学)

[S05-4] 熱帯地域でのダウンバースト現象について 大野久雄 (高松地方気象台)

[S05-5] スマトラ及び周辺域の長期降水の季節・経年変動等について 濱田 純一(海洋研究開発機構)

[S05-6] 乾燥と樹木のフェノロジー(開花,展葉) 市栄智明  (高知大学)

[S05-7] 乾燥があたえる植食性昆虫個体群への影響 岸本圭子 (京都大学)

[S05-8] まとめ−今後の研究展開について 中静透 (東北大学)

3月21日 14:30-17:00 : Room C

[S06] : 希少樹種の現状と保全

企画責任者: 金指あや子(森林総研) 八坂通泰(北海道林試)、鈴木和次郎(森林総研)

[S06-1] 希少樹種の保全研究プロジェクトの成果からみた現状と課題 金指あや子(森林総研)

[S06-2] シデコブシの生態遺伝学:遺伝子流動と近交弱勢の解析 戸丸信弘(名古屋大学)

[S06-3] ハナノキの保全・生態学的特性と更新のための森林管理 鈴木和次郎(森林総研)

[S06-4] 北海道におけるクロミサンザシの生育実態と保全の取り組み 八坂通泰(北海道林試)

[S06-5] 遺伝構造からみたユビソヤナギの保全と水辺管理 菊地 賢(森林総研)

[S06-6] ハナガガシの生態と保全 伊藤 哲(宮崎大学)

3月21日 14:30-17:00 : Room D

[S07] : 海洋性ベントスの生活史:成長と繁殖の生態学

企画責任者: 入江貴博(九大・理・生物) 甲斐清香(琉大・理工・海洋環境)

[S07-1] 群体サイズと群体年齢が群体性サンゴの成長や繁殖への資源配分に及ぼす影響 甲斐清香(琉大・理工・海洋環境)

[S07-2] ホンヤドカリ属の資源配分パターン:メスの交尾直前脱皮と産卵 和田哲(北大・水産科学)

[S07-3] 個体及び集団の成長が同種・他種に与える正の影響・負の影響 河井崇(九大院・理・生態研)

[S07-4] アワビ類の初期生態と個体数変動 河村知彦(東大・海洋研)

[S07-5] 雌雄同体性ウミシダ Antedonidae sp.の生活史 小渕正美(東工大・生命理工)

[S07-6] 生活史研究における問題点:海洋性ベントスの場合 入江貴博(九大・理・生物)

3月21日 14:30-17:00 : Room E

[S08] : 植物生態学のための山地地形の扱い方.

企画責任者: 若松伸彦(横浜国大・院・環境情報) 川西基博(立正大・ORC)

[S08-1] 地形の形成・維持・更新と山地の地形分類 田村俊和(立正大・地球環境)

[S08-2] 空間スケールの違いによる地形と植生の対応関係と立地解析の留意点 増澤直(地域環境計画)

[S08-3] 山地の斜面発達史を考慮した植生構造研究 高岡貞夫(専修大・文)

[S08-4] 霧島山系小池の小扇状地における照葉樹林の群集構造と地形の関係 井藤宏香(鹿児島大・院・農)

[S08-5] シオジ−サワグルミ林における林床植生の種組成分化と地形の影響 川西基博(立正大・ORC)

3月21日 14:30-17:00 : Room F

[S09] : 流域の保全:大規模な止水域が流域環境に与える影響解析

企画責任者: 大森浩二 愛媛大学沿岸環境科学研究センター  山岸 哲 山階鳥類研究所 五十嵐 崇博 ダム水源地環境整備センター

[S09-1] ダム湖が下流水生昆虫群集に与える影響 片野 泉  自然共生センター        

[S09-2] ダム湖が下流環境に与える影響解析 竹門 康弘 京都大学            

[S09-3] ダムのフラッシュ放流が下流環境に与える影響 谷田一三  大阪府立大

[S09-4] 安定同位対比 C-Nマップに基づいた流域内におけるダム湖群の特性解析 山田佳裕 香川大学農学部

[S09-5] 流域生態系の健全性に基づく流域保全ー個体群存続解析及び生態系機能解析による統合化ー 大森浩二 愛媛大学沿岸環境科学研究センター 

[S09-6] ダム下流の環境改善を目的とした取り組みの評価 河口洋一

3月21日 14:30-17:00 : Room H

[S10] : 人間活動がもたらす生態系の変化:常識のウソを探る

企画責任者: 椿 宜高(京大生態研センター) 奥田 昇(京大生態研センター)

[S10-1] 森林生態系の持続的な利用と保護:持続性の指標としての生物多様性 北山兼弘(京大生態研センター)

[S10-2] 生物の分布北上は温暖化によって説明できているか? 椿 宜高(京大生態研センター)

[S10-3] 生物標本はタイムマシーン:安定同位体分析から過去の生態系を復元する 奥田 昇(京大生態研センター)

[S10-4] 外来植物上の昆虫群集の特徴とその変遷 安東義乃(京大生態研センター)

[S10-5] Investigating synergistic effects of human disturbance and climate change on aquatic ecosystems Chih-hao Hsieh(京大生態研センター)

3月22日 9:00-11:30 : Room B

[S11] : 高山・亜高山帯における生物集団の維持機構―遺伝子流動という視点から―

企画責任者: 亀山慶晃 (北大・地球環境), 平尾 章 (北大・地球環境), 河田雅圭 (東北大・生命科学)

[S11-1] 高山・亜高山と低地に生息するミジンコ2種間における遺伝子流動 高橋彰子, *松島野枝, 横山 潤, 占部城太郎, 河田雅圭 (東北大・生命科学)

[S11-2] 連続分布するトドマツ個体群における標高に対する適応反応−1976年に設定された標高別相互移植試験の結果から− *後藤 晋 (東大・北海道演習林)

[S11-3] ツガザクラ属植物における交雑現象―雪解け傾度を反映した生物間相互作用 *亀山慶晃, 工藤 岳 (北大・地球環境)

[S11-4] 開花フェノロジーの異相が高山植物の遺伝子流動に及ぼす影響 *平尾 章, 工藤 岳 (北大・地球環境)

[S11-5] ユキワリソウの空間的遺伝構造―埋土種子の時空間的動態 *下野綾子 (国立環境研究所), 上野真義 (森林総合研究所), 津村義彦 (森林総合研究所), 鷲谷いづみ (東大・農学生命科学)

3月22日 9:00-11:30 : Room C

[S12] : 観測からモデリングへの新たな流れ:地球生態学のデータ利用

企画責任者: 伊藤昭彦(国立環境研究所&海洋研究開発機構) 加藤知道(海洋研究開発機構)、稲冨素子(海洋研究開発機構)

[S12-1] 趣旨説明:生態系モデルにおける観測データ利用 伊藤昭彦(国立環境研究所&海洋研究開発機構)

[S12-2] 生態プロセスと陸面プロセスをつなぐモデル(MINoSGI) 横沢正幸(農業環境技術研究所)

[S12-3] 動的全球植生モデル(SEIB-DGVM) と生態データ 佐藤永(海洋研究開発機構)

[S12-4] 地球生態系における衛星リモートセンシング観測とモデリング 西田顕郎(筑波大学)

3月22日 9:00-11:30 : Room D

[S13] : チョウ類とその生息環境の保全をめぐる問題

企画責任者: 藤井 恒(日本チョウ類保全協会・京都学園大学非常勤講師) 石井 実(大阪府立大学大学院)

[S13-1] 日本のチョウ類の衰亡と現状 中村康弘(日本チョウ類保全協会)

[S13-2] 里山林「三草山ゼフィルスの森」のチョウ類群集とその保全 西中康明(大阪府立大学大学院)

[S13-3] 保全に関する法律や条例とその問題点−自治体へのアンケート調査から 藤井 恒(日本チョウ類保全協会・京都学園大学)

[S13-4] ギフチョウの放蝶の実態とその問題点 伊藤國彦(岡山県立大学)

[S13-5] 個体群生態学の理論から 渡辺 守(筑波大学大学院)

[S13-6] 神奈川県に定着したアカボシゴマダラからの展望 高桑正敏(神奈川県立生命の星・地球博物館)

[S13-7] 蝶類の生物多様性保全の現状と課題 石井 実(大阪府立大学大学院)

3月22日 9:00-11:30 : Room F

[S14] : 京都盆地における環境変遷と人間活動 - 様々な手法によるアプローチ

企画責任者: 高原 光(京都府大・農)・湯本貴和(総合地球環境学研究所)・大井信夫(ONP研究所)

[S14-1] 植生景観の復元と時間・空間スケール 高原 光(京都府大・農)

[S14-2] 花粉分析による植生復元ー京都盆地北部での森林の変化 佐々木尚子(総合地球環境学研究所)

[S14-3] 絵図・古地図からみた室町時代以降の植生景観の変化 小椋純一 (京都精華大・人文)

[S14-4] 空中写真判読による京都盆地周辺における過去数十年間の森林の変化 奥田 賢 (京都府大・農)

[S14-5] 里山景観の保全における歴史的な地域研究の必要性 深町加津枝(京都府大・人間環境)


日本生態学会